2007年12月16日     北部公民館にて

例会 第141期 浜珠戦 名月戦

 浜松連珠会2007年打ち納めの珠型は名月で、有段者4名でバトルを開始しました。

『今月の一局』
黒 三段 山本福恵
白 五段 宮津五一
白34にて黒投了(5→18)
 両者とも大正生まれで、山本三段85歳、
宮津五段は88歳です。大ベテラン同士の
注目の一戦。
 白4の後手策に対し、黒5はA(定石)と
Bが良いとされています。
 5の変化に白は6と密集。さらに8で四ツ目
に組みましたが、9と打たれて…白は困り
ました。
 13をCに打って四追いをフクめば…実は
棒四がノルのでフクミ手にはなりませんが
…そう打つ手や、Dとミセる手があったか
もしれません。
 白18は、次に19で両ミセと、25のところの
三々禁をネラっているので、この一手で
白勝ちが決まったようです。
 白は26から5回の四追い勝ちを決めました
が、24の前にDを先ノビしておけば三々禁で
即決でした。

3時頃に戸沢雅弘8級・戸沢祥10級が来てくれたので、指導対局も実施しました。
さて、名月戦の結果は…
優勝 丸山保司六段 4勝1敗 3期ぶり22回目の優勝!
以下、山本靖弘五段、宮津五一五段、山本福恵三段・戸沢雅弘8級・戸沢祥10級。

以上で、2007年の浜松連珠会の行事を全て終了いたしました。ご参加いただいた
皆様、誠にありがとうございました。
2008年は、1月20日の青雲戦からスタートします。多くのご参加をお願いいたします。