黒 三段 山本福恵 白 五段 宮津五一 白34にて黒投了(5→18) |
両者とも大正生まれで、山本三段85歳、 宮津五段は88歳です。大ベテラン同士の 注目の一戦。 白4の後手策に対し、黒5はA(定石)と Bが良いとされています。 5の変化に白は6と密集。さらに8で四ツ目 に組みましたが、9と打たれて…白は困り ました。 13をCに打って四追いをフクめば…実は 棒四がノルのでフクミ手にはなりませんが …そう打つ手や、Dとミセる手があったか もしれません。 白18は、次に19で両ミセと、25のところの 三々禁をネラっているので、この一手で 白勝ちが決まったようです。 白は26から5回の四追い勝ちを決めました が、24の前にDを先ノビしておけば三々禁で 即決でした。 |