2006年12月10日   北部公民館にて

例会   第137期 浜珠戦 丘月戦

 浜松連珠会、2006年の打ち納めです。富士市から石谷八段が参加してくれました。
袋井市からは釘崎さんが3ヶ月連続参加、地元の武田姉妹も来てくれて、今回も有段者より
級位者の方が多い月例会となりました。さて、この日の珠型は「丘月」です。
『今月の一局』【第1譜】1〜15
黒 釘崎道比古  7級
白 武田那都妃 10級

黒15は「AB」の四追いフクミ手で、
CやDのトビ三からの勝ちも残して
いる好手です。
「白16をどこに防ぐのかな?」
かなり悩んでいる様子だったので、
「ヒントを出した方がいいかなぁ」と
思っていると…
【第2譜】16〜28
長考して白16の正着を打ってきた
ので、ビックリしました。
拍手、パチパチパチ…♪
17を21に打ち(17・19のフクミ手)、
追い勝ちがあるかもしれませんが、
あったとしても手順は難しそうです。
黒は27まで突進して、白にAの四三
が残っているので困りました。
29をAの焦点止めなら、白はBにトビ
三の後「CD」の四追い勝ちなので、
29をEに打ち「FGH」の四追い勝ちを
残すのが絶対でしたが…
【第3譜】29〜89にて白投了
29と失敗したのに対して、勝ち方に
慣れていないので…惜しい!
34では「81・45」の四追いで44が三々
禁、又は83の三後その上で四三勝ち。
40では「47・45」の四追いで、44の所
が一直線上の四々禁。
50では74・70の順で白勝ち。
60では58の下又は70で白勝ち。
70では「71・74」の四追い勝ち。
いろいろな白勝ちがありましたが、
慣れれば読めるようになるでしょう。
最後は…85の四三ミセ手を見落として
89にて投了となりました。
熱戦に…拍手!


 2006年最後のバトルは…
優勝:石谷信一八段 8戦全勝 優勝辞退を申し出られましたが、次点の2勝が4名ということも
あり、優勝といたしました。
2位:2勝の武田絢香7級・釘崎道比古7級・上久保峰夫3級・山本靖弘五段。
以下、1勝:武田那都妃10級、0勝:丸山保司六段でした。
 石谷八段よりみかん、武田姉妹よりディズニーランド土産のチョコレートの差し入れがあり、
有難うございました。
 打ち納めが終わり、2006年の浜松連珠会の行事を全て終了いたしました。ご参加いただいた
皆様、有難うございました。
 2007年は、1月21日の青雲戦からスタートします。多くのご参加をよろしくお願いいたします。