2006年6月11日     北部公民館にて

第44期名人戦 東海地区二次予選 持ち時間75分+10手10分(第三会議室にて)

1R開始直後
 一次予選を通過した4名がリーグ戦を戦い、
東海地区代表1名が決まる重要な戦いです。
 1Rの組み合わせ抽選をした後、10時に熱戦
の火蓋が切られました。

[1R] 八段同士の戦いは、石谷八段が三好
八段に55手で黒勝ち。篠田二段は丸山六段
に75手で黒勝ち。この後、昼食休憩となりま
した。

[2R] 丸山六段が三好八段に34手で白勝ち
して望みをつなぎ、逆に三好八段はA級進出
の可能性が消えました。1Rを勝った同士の
大一番は、篠田二段が石谷八段に53手で黒
勝ちして2連勝、A級進出に王手をかけました。


[3R] 篠田二段は引分け以上でA級進出が決まり、負けた場合には、石谷−丸山戦の勝者と同点
決勝…というのが3R対局前の状況でしたが…。
 三好八段が意地を見せて62手で篠田二段に白勝ちしました。ということは…石谷−丸山戦の勝者
と同点決勝になりますが…局面は満局模様になっていました。
 しかし、ここから丸山六段に疑問手が出て、さらに、10手10分の最後の1手が時間が無く、ついに
敗着を打ってしまい、81手で石谷八段が黒勝ち。
 この結果、篠田二段と石谷八段が2勝1敗で並び、同点決勝となりました。

[同点決勝] 5分ほど休憩した後、持ち時間を45分+10手10分に短縮して、5時15分に対局開始。
6時45分頃、78手で石谷八段が勝って、5年連続のA級進出を決めました。

順位 氏 名  段 1R 2R 3R 勝−敗 同点決勝
石谷信一八段(富士市) ○三好 ●篠田 ○丸山 2−1 ○篠田 A級進出
篠田 聖 二段(岐阜県) ○丸山 ○石谷 ●三好 2−1 ●石谷 次点
三好丈夫八段(愛知県) ●石谷 ●丸山 ○篠田 1−2
丸山保司六段(浜松市) ●篠田 ○三好 ●石谷 1−2


例会 第135期浜珠戦 残月戦 (第二会議室にて)

 都合により名人戦二次予選とは別室(隣)での開催となりましたが、午後1時〜5時、熱心家6名
でバトルを展開した結果…
優勝 上久保峰夫4級 5勝3敗 浜珠戦初優勝を飾る!
2位 鈴木淳一郎五段 4勝2敗 一歩及ばず…。
以下、松本久さん・山本靖弘五段・宮津五一五段、山本福恵三段でした。

 なお、8月5日6日に予定されています「北部ジュニア公民館」に、今年も浜松連珠会が参加できる
ことになりました。多くの方に遊びに来ていただきたいと思います。