2006年5月21日　　　　　北部公民館にて

第44期名人戦東海地区一次予選　　　持ち時間：30分＋10手5分

　9月に箱根で開催されます第44期名人戦挑戦者決定リーグ戦（A級リーグ戦）の出場権をかけた
戦いがスタートしました。青雲戦及び東海選手権戦で参加資格を得た方を含めて、東海地区一次
予選の有資格者は17名でしたが、高津初格（岐阜）の名人戦予選初出場もあり、9名の参加で二次
予選進出4名の枠を争いました。
　スイスシステム4回戦での戦いで、参加者が奇数のため空き番が出ますが、東海地区では全員が
4局打つ方式を採用しています。持ち時間は、30分＋10手5分です。

【2回戦】：山本五段が2連勝の好スタート。石谷八段と篠田二段の激突がありましたが、両者譲らず
満局となり1勝1分です。。
【3回戦】：石谷八段と篠田二段が2勝1分に伸ばしました。山本五段は初黒星で2勝1敗となり、丸山
六段とともに3位タイ。三好八段と鈴木五段は1勝1敗、空き番があって2局残しているので、3位
グループと見るべきでしょう。
【4回戦】：石谷八段と篠田二段が3勝1分として二次予選進出確定。丸山六段と山本五段は負けて
2勝2敗で終了。三好八段と鈴木五段は勝って2勝1敗として残り1局です。
【5回戦】：空き番のあった人同士による最終局。2勝1敗同士の三好八段と鈴木五段の直接対決は、
三好八段が制して3勝1敗で3位が確定、二次予選進出を決めました。
4位争いは…丸山六段・山本五段・鈴木五段の3人が2勝2敗。タイブレークポイントにより、4枚目の
切符を手にしたのは丸山六段でした。
　

順位	氏　名　　　段位	1R	2R	3R	4R	5R	勝−敗−分	勝点	TB	二次へ
１	石谷 信一　八段	○ 高津	△ 篠田	○ 鈴木	○ 靖弘	−	３−０−１	3.5	8.5	◎
１	篠田　聖　 二段	○ 宮津	△ 石谷	○ 靖弘	○ 丸山	−	３−０−１	3.5	8.5	◎
３	三好 丈夫　八段	● 丸山	−	○ 宮津	○ 高津	○ 鈴木	３−１	３		◎
４	丸山 保司　六段	○ 三好	● 靖弘	○ 高津	● 篠田	−	２−２	２	9.5	◎
５	山本 靖弘　五段	○ 福恵	○ 丸山	● 篠田	● 石谷	−	２−２	２	9.0	次点
６	鈴木淳一郎五段	−	○ 宮津	● 石谷	○ 福恵	● 三好	２−２	２	7.5
７	宮津 五一　五段	● 篠田	● 鈴木	● 三好	−	○ 福恵	１−３	１	8.5
７	高津 一志　初格	● 石谷	○ 福恵	● 丸山	● 三好	−	１−３	１	8.5
９	山本 福恵　三段	● 靖弘	● 高津	−	● 鈴木	● 宮津	０−４	０

　注目の二次予選は6月11日、4人のリーグ戦により東海地区代表1名が決定します。

平成18年度静岡県支部総会
　試合終了後に静岡県支部総会を開催。浜松連珠会役員の上久保さんが来られていたので、
参加してもらいました。
　昨年度の活動報告・会計報告に続き、役員選出：海外勤務となられました小出三段の後任に、
山本靖弘五段が正式決定いたしました。
　浜松連珠会で昨年「北部ジュニア公民館」と「北部公民館まつり」に参加でき、準備に多少費用が
かかるので、県支部から浜松連珠会への補助の件が提案され、了承されました。
　今年度も、皆様の皆様のご協力をよろしくお願いします。