タコ釣り          The 食   タコの刺身
 5月17日(水)居ても立っても居られず釣り仲間三人で浜名湖へ直行。潮時表が「今を逃したらいけませんよ。」とうるさく誘うのです。中潮とはいえ上げ潮止まり19時となれば、絶好のタコ潮目。たまらず出掛けた訳です。18時半からテンヤを出し始め、3番鉄橋上澪筋西側から探りを入れ徐々に東側へ。勿論東側和田澪附近が好ポイントであることは承知の上で全ポイントをタコ漁の初めの内に点検していきます。
 仕掛けはテンヤに活き石蟹、輪ゴムで固定します。タコは吸盤部に味覚を知る器官を備えているので疑似餌より遙かに活き餌の方がタコの抱き付きがいいのです。色々試してみるとテンヤはプラスチック製の白色の物、石蟹の付け方は頭が鉤の方になる方が動きが自然に見えて、タコの乗りもいいようです。勿論写真の様に付けても、又、木製のテンヤ、或いは疑似蟹でもタコは乗ってきます。しかし工夫次第で釣果に影響がでるのでテンヤ1つでも疎かにはできません。鉤先は常に磨いておくこと。さもないと掛かりが悪く、船縁での僅かな糸ふけで取り逃がす憂き目に会います。  
 もわーとしたタコの重さを感じたら一気に引き揚げます。途中で取り逃がしても大丈夫、焦らず逃げた周辺にテンヤを再度繰り出します。タコは多くの場合、味をしめた餌を諦めずに再び蟹を抱きにきます。慎重にしかも一定速度でたぐり寄せ、船縁では特に糸ふけに注意して抜き揚げます。石を掴んだマダコが船上を這い回り急に船上は賑やかになります。首根っこを掴むと手首にまつわりつくタコの足の吸盤の感触が久し振りです。「う〜ん。まだ、小振りだな。」タコに抱かれた石蟹はタコの足元から出される麻酔液を打たれてぐったりしています。輪ゴムの位置を修正して急ぎテンヤを繰り出します。この日は、マダコ2杯。3日後再び釣行し7杯を揚げました。マダコは、これからが旬です。
 6月2日(金)には、かなり大きくなったマダコ6杯を揚げました。1kg位有るでしょうか。これだけ大きいと船縁に張り付いたマダコを剥がすのは、かなり大変なんです。腕にもまつわりついてもくるので、ほかし投げる様にして素早くクーラーに入れます。う〜ん。今夜は最高!満足、満足の2時間でした。

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