#20〜#22Pole         釣道ポイントリサーチサービス
 3番澪筋20・22番ポールはキビレハンターにとって忘れられない場所となっています。何故奥亀に近いこの場所が好釣果を挙げ続けられるのか気になります。4・5月のノッコミ期を終え散開期の6月〜9月に粘ればそれなりの釣果を約束してくれる場所となっています。環浜名湖の諸町は新旧のお盆の前後に盛んに花火を打ち上げます。のを背景にのんびりとした休日を味わうには最適の場所と言えます。調査によると潮流は瀬の南端を下図のように南に長く遠浅とし、浚渫された西の急なカケアガリとは対照的な様相を示しています。カケアガリは昼間には以外と魚影が少なく期待外れとなりますが、良質な砂の広がる広い2.5mの遠浅部は小物のよき生息地となっています。写真のようなまず目時には、上げ潮・下げ潮に関わらず、キス・マダイ・ヒイラギと言った小物の入れ食い状態がしばしば見られます。青ジャムシを半分に切り、針先をしっかりと出すように真っ直ぐに針に付け垂らします。小物狙いでは餌付けを丁寧にします。リール竿で遠投しゆっくりとサビいてくればほとんど間違いなくアタリがあって、多くの場合そのまま魚が竿にノリます。釣りを始めてまだ日の浅いビギナーとなら、思い出作りの場所として最高でしょう。
 しかし、このポイントは長居するところではありません。新居澪筋と三番澪筋の間に投錨するわけですので、新居澪筋の大型漁船の出入りと、三番澪筋の通過する遊漁船が少々気になります。目前の船溜まりにも小型船の出入りがあります。下手に錨を降ろせば怒鳴られますので、以外と狭いポイントに閉じ込められ細かな移動の融通が利きません。魚影が薄くなってきたら、他のポイントへと移動するのがいいと思います。ビギナーを乗船させているのなら、昼時には弁天赤鳥居南辺りに上陸するのもいいでしょう。ほとんど人影が見られないプライベートビーチとなった砂浜で昼飯をほおばり、ついでに潮干狩りをも楽しむことが出来ます。一服したら目前の導流堤に足を伸ばし思いっ切り竿を振ってキスを狙うことも出来ます。四つ星の極上コースとなるでしょう