2月の三目釣り The 食  セイゴのお造り  セイゴ1本干し アナゴの蒲焼き

 2月5日(土)釣閑期ではありますが、昼間のぽかぽか陽気に誘われて二人で浜名湖湖南へ釣行。まだ明るい5時半頃より竿を出すと大潮の速い上げ潮にもかかわらず二人の竿にいきなりヒット。30cm級のセイゴでした。今日も爆釣の予感。餌を房掛けに切り替え直ぐ振り出すと次に備えました。しかし潮が悪く思惑は外れでした。何物かが竿先を頻繁に揺らすのですが一向に乗りません。この様な時の為に、釣行時に蟹網を持参して海底の生態をチェックしておくことを薦めます。蟹網には様々な魚以外の生き物が捕らえられ海底の生態を知ることが出来ます。「きっと蟹だよ。」「ここは巨大なヤドカリがいるから。」等々話しながら1時間2時間と過ぎていきます。
 やっと合わせがうまくいって正体見たり、
チンタでした。「鯛だったのか!」驚きと共に意欲が湧いてきます。この時期のクロダイは荒食いしないので、セイゴ用の長い垂らしの房掛けではうまく乗らなかった様です。早速餌付けの仕方を変えて2匹目のチンタを狙います。
 巨大アナゴも登場して賑やかになります。これはあまりにも大き過ぎ、大味なのでリリースすることにしました。見上げれば冬の星座のオリオンが目の前に広がります。銀河さえ形を浮き上がらせる美しい星空は湖上ならでは。西に傾くオリオンを時折眺め、恐ろしい程の深遠の世界を想像します。 

TOP 釣道(浜名湖編) 釣道(外洋編)