スインブプレーンとスイングセンタースイングプレーンは文字通り平面でなければなりません。そうでなければ自然な回転は出来るはずがありません。そのスイングプレーンの芯は、胸の第２ボタン辺り在ります。しかし、それは、体重移動と共に移動をするので同じポイントにあるのでありません。アドレスでは緑色が、インパクト時では赤色が、フォローでは水色がスイングセンターとなります。回転の芯がずれるのですから、左図の様にクラブヘッドの通る軌道は真円ではなくなります。
スイングプレーンは平面なので、スイングセンターが移動してもスイングプレーン軸は飛球線に対して常に直角でなければなりません。つまり、スイングプレーン軸は常に平行移動をさせなければなりません。スイングプレーン上にスイングセンターを置きながらスイングプレーン軸を平行移動させる事が肝要なのです。
では、どのようにすればそのような回転が出来るのでしょうか。スイングプレーンを歪めない体重移動を伴った体の回転のコツは何なのでしょうか。
ここでは最も大切な目線についてだけ述べておきます。目線は白線で示すように、常に仮想ボールを凝視します。そこを仮想インパクトポイントと考えてスイングすると、スイングセンターは飛球線に対して平行移動をします。実ボールに気を取られてしまうと、体が流れスイングセンターがスイングプレー上から外れてしまいます。仮想ボール付近のゴミか芝目を凝視して、スイング中にそれが揺らいで見えないように頭を固定することが最も大切になります。