癌疼痛および終末期の諸症状に対する緩和医療の処方


癌疼痛および終末期の諸症状に対する緩和医療の処方

第6版

(旧名称「癌疼痛に対する麻薬性鎮痛剤の処方 第11版 」)


注意 (必ずお読み下さい)

この「癌疼痛および終末期の諸症状に対する緩和医療の処方 第6版(癌疼痛に対する麻薬性鎮痛剤の処方 第11版)は、
癌に苦しむ全ての患者さんと、その治療に悩む医療者のための一助となることを祈って、ここに公開します。

真野徹
千葉科学大学 薬学部 非常勤講師
(元)沼津市立病院 薬剤部

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※重大な修正※ ファイルは差し替えました。2016/12/19

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【8.35】《重要です》
死が差し追っている患者の鎮静に用いる薬
 (最初に使う薬)第1選択薬
  ミダゾラム(ドルミカム)
 ・投与開始量:5〜10 mg をたたちに、次いで1時間をあけての頓用
 ・必要なら、ただちに20 mgに向けて順次増量し、皮下ないし静脈内に注射
 ・24時間あたり10〜60 mg の持続静脈内注入ないし持続皮下注入で維持
  ある医療センターでは、必要に応じて24時間あたり200 mg まで増量しているが、24時間あたり30〜40mgで不十分な場合には抗精神病薬を追加するほうがよい。
  ハロペリドール(セレネース)
 ・投与開始量:5〜10 mg を1時間あけての頓用(高齢者では2.5〜5mgを4時間ごと) 
I・必要なら、ただちに10mgに向けて順次増量し、静脈内注射
 ・24時間あたり10〜20 mg の持続皮下注入ないし持続静脈内注入で維持

 (次の段階で使う薬)第2選択薬
  レボメプロマジン(ヒルナミン)
  患者の意識の低下を企図するときに投与する:
 ・投与開始量:ただちに25mg(高齢者では12.5 mg)を皮下注射し1時間をあけての頓用
 ・必要なら、効果に応じて順次増量
 ・持続皮下注入で24時間あたり50〜300mgで維持
  レボメプロマジンの高用量(≧100 mg/24時間)は持続皮下注入するのが最良である、
  もっと少量のときには就寝時の皮下単回注射、または1日2回の頓用を加える、
  レボメプロマジンが人手できないときには、クロルプロマジン(ウインタミン)を用いるが、その量が多めとなるのが普通である。例えば、レボメプロマジンの2倍量である。

 (さらに次の段階で使う薬)第3選択薬
  クロルプロマジン(ウインタミン)←「フェノバルビタール(フェノバール)の間違いです!!」
  刺激性のため(また希釈すると量が多くなるため)、ー般に筋肉内または静脈内に注射し、そのあとは持続皮下注入とする(訳注:日本の製剤でナトリウム塩でないものをほかの薬液に混合するときには白濁の有無に注意する):
 ・たたちに100〜200 mg を筋肉内または静脈内に注射し、続いて1時間をあけての筋肉内または静脈内への頓用注射
| ・600〜1,200mg/24時間の持続皮下注入で維持〔200mg(1molアンプル)を注射用の水で10mLに希釈、
  注射器は8〜12時間ごとに取り替える〕
 ・必要に応じて、2,400 mg 724時間へと順次増量
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