【1】発声(呼吸法)
【2】発音
【3】アクセント
【4】イントネーション
【5】プロミネンス(際立たせ)
【6】速度と緩急 カンキュウ
【7】ポーズ(間)
語調とは言葉の調子のことですが、この7要素を知りマスターすることが必要です。
以上の7要素はそれぞれが重要な役割を持っていますが、調和の取れた組み合わせが
ポイントです。
調和が取れて初めていい語調が生まれます。この他にも次の事を
念頭におくことをお薦めします♪
a,声を大きく前に出す
b,語尾をはっきりと
c,はっきりとした口調で話す
d,気取りの口調、砕けた感じは避ける(ある程度の上品さを適度に保つ)
e,イントネーションは適度にする
------------------------------------------------------------------------------
【1】発 声(呼吸法)
普段行っている呼吸法には次の3種類があります.
私たちは無意識に腹式呼吸と胸式呼吸
を併用する呼吸法を繰り返しています。
呼吸が正常でないと正常な声も出ません。
話し方の基本は、まず適切な呼吸法からと言われています。
「腹式呼吸」を自分で行える
ように練習しましょう。
腹式呼吸について・・・・
まず椅子に浅く腰掛ける。背筋を伸ばしてあごを少し引きます。
肩や腕などの力を抜き全身をリラックスしてください。
次に鼻から静かに
息をします(この時、肩が上がらないように)
胃の辺りに手を当てておくと腹式は胃が膨れるので解かります。
反対に、鼻から息を吸うとき、肩が上がると胸式呼吸になります。
--------------------------------------------------------------------------------
【2】発 音
発音とは唇、歯、舌などの器官を使ってアカサタナ・・・等のような
1つの(おん)として
口から出すことです。
日本語の音(おん)は母音と子音に分かれます。
またもう1つの分類
として有声音(ゆうせいおん)と無声音(むせいおん)もあります。
ボオン
母音-------有声音
子音-------有声音 ・・・有声子音(声帯の振動が有る)
|
-----無声音 ・・・無声子音(声帯の振動がない)
《母音について》
母音は「アイウエオ」の5音のことです。「アイウエオ」以外の日本語の
「音おん」は、母音と子音が結びついたものです。
例えば[タ:Ta]と言う音は「T」と言う子音と「a」という母音が結びついたものです。
(注意:上記以外にもシャシュショ・・・などの拗音や小さな「ツ」で
表す促音などもあります)
《正しい発音》
正しい発音は、全ての日本語の基本となります。明確な発音を
する為には母音(アイウエオ)を正確に発音できなくては
いけません。鏡を見ながら、口を大きく開け、アイウエオ・・と
ゆっくり声を出しましょう。次第にスピードアップしてみましょう。
しかし、速くなったからといって、口の開け方が不充分であったり、
聞き取りにくくては意味がありませんね。早口言葉などで練習する
のもいいかもしれません(≧∀≦)
例えば「香川県」ゆっくり発音すると「カガワケン」と普通に発音できますよね。
ところが!スピードを上げると「ワ」の発音がおろそかになり「カガーケン」になりがちです。
ね?!カガーケンになったでしょ!?
実は蘭丸も苦手だったりします。それは《静岡県》
ちょっと油断すると「シゾーカケン」になってしまいます(笑)
-------------------------------------------------------------------------------------
【3】アクセント
1つの言葉の中で、音の高さ低さの関係をアクセントと言います。
アクセントを正しくつけることにより、正確に相手に伝える事が出来ます。
例えば「服と福」
「服」は「ク」を高く発音することによって「服」となりますが、
「フ」を強く発音してみると・・・おや不思議「福」になってしまいます。
意味が全く違ってしまって困りますね。
お判りになると思います。
TV・ラジオなどで標準アクセントを聞く習慣をつけ、自分のアクセントが
違っている時は注意して早く治しましょう♪
-------------------------------------------------------------------------------------
【4】イントネーション
イントネーションは仰揚のことです。イントネーションをつけることにより、
自分の気持ちを適切に伝える効果があります。
例えば「犬はお好きですか?」と尋ねられ、YESの意「ええ」と答えます。
ところが、相手の言っていることを訊き返す時、また驚いた時も
「ええ」と言いますよね・・・・
どれも文字で書くと「ええ」の2文字ですが、口で声を出して言う時には変化がつきます。
これがイントネーションです。
-------------------------------------------------------------------------------------
【5】プロミネンス(際立たせ)
話などのポイントとなる部分の言葉を、強く、また高く発音することにより、
そのポイントを際立たせることが出来ます。
これがプロミネンスと言います。
<例> このペンは彼のものです。
@「この」を際立たせれば・・・・
他のペンは知らないけれど、とにかくこのペンは彼のものです。
A「ペン」を際立たせれば・・・・
この本やノートは別として、この「ペン」は彼の物です。
B「彼」を際立たせれば・・・・・
このペンは私の物でも他のものでもない。「彼」の物です。
私たちは日常の会話において無意識に、このプロミネンスを使っています。
--------------------------------------------------------------------------------------
【6】速度と緩急(カンキュウ)
(1)速度について
適切な速度とは個人個人で全く違います。ひとことひとことが明瞭に
わかり易い人もいればゆっくり発音しないと聞き取りにくい人もいます。
あなたにとって適切な速度とは(目安として)一言一言が
正確で明瞭に発音できる速度・・・です。
(2)緩急について
言葉の速さの変化の事を「緩急 カンキュウ」といいます。
例えば朗読をする時など、会話のポイントである部分はゆっくりと。
それ以外のところは少し早く・・といったふうにです。
----------------------------------------------------------------------------------------
【7】ポーズ(間)
ポーズ(間)とは一連の文章の句読点の役割を果たしています。
一流のアナウンサーは、このポーズのとりかたが大変上手です。
また、話の内容を理解したり判断するのにも利用できます。
ポーズをとることは、読み手にとっても、聞き手にとっても大変都合のいいことなのです。
★ 編 集 後 記 ★
以上、簡潔に申し上げましたが、お判りいただけたでしょうか??
キレイな日本語、聞き取りやすく理解しやすい日本語は
苦労して身に付きます。
私は2003年大阪へ数日間、二回に分けて夏スクで滞在しました。
大学の先生方もしきりに濁音、鼻濁音の指導をしておられました。
関西では鼻濁音は意識しないと発声できない学生が殆ど…それらが悪いと
いうわけではないのですが、子どもの教育上正しい発声発音で
援助・支援をするのが望ましいということでした・・・。
私達のこの美しい日本語は、世界で10番目に美しいと評されています♪
最後までご覧いただきありがとうございました。読み聞かせや
範読の時に実践していただければ嬉しく思います((^^))
蘭 丸