BALLET
子供の頃からあこがれていたバレエ,
30才になってようやくはじめることができた。
小学生の頃,体育の参観会で
かえるとび競争と言うのがあった。
体育館の2階で見ていたお母さん達が
とても不思議な格好で飛んでいる子供を発見!!
それが,わ・た・し・・・・。
どうもその事がきっかけで,フォームを伴うものは全て苦手になった。
でも,どうしてもバレエだけはやってみたかった。
念願叶って始めたけれど,こんなに大変だったとは・・・。



2004.12
 脳みその限界を知る・・・。

なぜか振り付けが覚えられない。
発表会に初めて出た年は1曲覚えるのがやっとだった。
2度目は2曲を何とかがんばった。
3度目の発表会の今回は,余裕があったら3曲と言う事でスタート。

本人に余裕はない・・・・が・・・・・先生・・・・ほんとに3曲目???

途中で踊る場所が変わったりして,もう一度覚え直しした事もあった。

もうこうなりゃ,必死でついていくしかない!!

ガンバッテマス!!

でも,脳みそがもう限界のようです・・・。
何かを覚えるには何かを忘れないと入らないらしい。

発表会では『ドンキホーテ』の1幕(広場のシーン) 
2幕(夢の場) 
それからモダンに挑戦です!!


2005.4.
24 発表会

無事に発表会終りました。
やっぱり表現する事は楽しいです。
舞台を経験するたびに、緊張感にもなれてきて
楽しめるようになってきています。
と言うか,楽しまないとつらいものが・・・。

最後の最後までトウシューズで踊ることを悩みました。
カブリオーレできれいに足が伸びないのです。
でも,やるからには頑張りたいと一生懸命練習しました。

衣装が届いてからはもうイメージトレーニング!!
きれいな衣装で踊る姿を想像して。
今回は念願のチュチュも着られる!!
想像するだけなら他人に迷惑かけないもんね。

当日,舞台のお化粧もだいぶ様になってきて,どんどん別人になっていきます。
ちがう世界の人になっていきます。

舞台の照明がとっても明るくて客席が見えません。
一つずつ,ステージをこなし,最後のプログラム。
一番好きなドンキホーテのひろばのシーン。
とっても楽しい時間でした。

またまたはまってしまいました。
これだからバレエはやめられない!
まだまだできない事はたくさんあるけれど,気持ちよく表現する場があることは幸せなことです。
また,次の発表会目指して頑張らなくちゃあ。!

『ドンキホーテ・第2幕より 夢の場』
『プレイバッハ』(モダン)
『ドンキホーテ・第1幕より 広場』

ドンキホーテの衣装です。
これなら顔もわからないだろー!

2005.8 ショックな出来事
バレエの先生が急逝・・・・

本当にショックな出来事でした。
まさか・・・・。
月末までレッスン普通にしていたのに・・・。
私たち,先生にお世話になってる生徒さんには
本当にショックな出来事でした。
はやすぎました。
これからまだまだいっぱい教えてもらわなくちゃならないことがあるのに。

スタジオでのお別れ会をしました。
私はラボのキャンプに行っていたため列席できませんでしたが,
一足先に先生にお別れを言いにいきました。
スタジオへの道,いつもとかわりないのに、
あの角を曲がればスタジオなのに、曲がれない・・・。
涙で前が見えない。
スタジオはいつもとかわらないのに、
スタジオの前に立ちすくみ,中へ入れない。
つらすぎる・・・。

スタジオには,笑顔の先生の写真が飾ってありました。

ご主人と話しました。
最後まで先生は,バレエの教師としての生き方をされたことをききました。
本当に尊敬すべき先生です。

レッスンの数時間前にはスタジオに入り,
自らストレッチして,スタジオを暖めて・・・。
レオタード姿で,髪をきちんとシニヨンにした姿しか
生徒には見せたくないといつも言っていたそうです。
救急車で運ばれるときも、バレエ教師として最後まで貫いた様子も聞きました。

これから私達どうしたらいいのだろう・・・。

先生の意思をついで,新たにスタジオが再開されました。
スタジオに行けば,笑顔の先生に会える。
今だに、後ろから声が聞こえてきそうで,
階段から笑顔で降りてきそうで,まだ信じられません。
でも,先生と出会えて本当によかった。

悲しい夏でした。


2005.12
先生とお別れしてから数ヶ月,少々サボりぎみではあるけれど,
新しい先生と一緒にがんばっています。
そろそろ,次の発表会の準備が始まるのかな??
今度は何を躍らせてもらえるかな?
ちょっとだけ楽しみ!

2006.09
2007.4.1バレエの発表会です!
今回私が踊るのは・・・
なっなんと!!
つっついに!!!
『白鳥の湖』 ”4羽の白鳥”

3幕の”ナポリの踊り”です!

『白鳥の湖』はバレエをやっている方なら
誰でも一度はやってみたい踊りだと思います。
しかも、あの4羽の白鳥なんてのは代表的だわね。

わたしも子どもの頃よくバレリーナの絵を描いておりました。
とうぜん頭にはあの白鳥の飾りをしっかり描いていましたね。

今回、キャトルとパドシャに悩まされておりますが、
本番までにはなんとか見られる形にしたいものです・・・。



まだまだ続くよ,バレリーナのひとりごと。



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