オニハゼ
Tomiyamichthys oni
1997年1月 水深20m
オニハゼも共生ハゼである。三保では数が少ない。ハゼの警戒心の強さは、ハゼの種類よりも 個体差による違いの方が大きいようである。どんな種類のハゼにも必ず警戒心の小さい者がいる。諦 めないでそんなハゼと出会うのを待つのが得策である。そして一旦出会えたなら、いなくなってしま うまで徹底的に通い続けるとおもしろい。すると脱糞の瞬間や、大あくび、捕食など思わぬシーンに お目にかかることがある。こうしてタンク1本、1匹のハゼの観察に使うこともしばしばである。
21