工芸の部屋
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ゆや工房入り口
摺り漆(拭き漆)ウッドターナー向け

用意するもの
 1. 漆(生漆あるいは摺用漆:やや割高にはなりますが扱いの楽なチューブ入りが 良)
 2. 絵画用平刷毛(20号くらい〜)摺り漆の場合は高価な漆刷毛を使う必要はありません
 3. テレピン油(食器等を塗る場合はガムテレピン等高品質の純正テレピン油を使いましょう)
 4. ウエス(木綿の洗い古した下着を取っておきましょう、新品は毛羽が出るので不可)
    @拭取り用:木地の大きさに合わせて20〜30cm角くらい(ある程度使い回し可能)
    A摺り用 :15〜20cm角くらい(使い捨て)
 5. 菜種油(またはてんぷら油)奥さんに10ccほどもらってください。
 6. ジャムやインスタントコーヒー等の口径の大きめな空き瓶2つ(深過ぎるもの、不安定なも の は 不可) 密閉 できる蓋がついているもの。
    @一方には筆洗用のてれぴんをいれておく。
    A他方には刷毛の硬化防止用の菜種油を入れておく
 7. 漆を入れる器(陶器のおわんでも良いのですがせっかくですから自分で挽いた木の器を 使って余った 漆をその都度塗り重ねていけば面白い塗り物ができます。漆入れを卒業 させて漆器として使う場合にはそ のままでは小汚い器のままですから仕上げが必要で す。)形は小振りの平鉢状のものを厚く挽いてください、材料は重くて硬い欅、楢、樫等が良いでしょう。
 8. 刷毛しごき用へら:やや幅広厚めの竹の物差しを使い易い長さに斜めに切り出したもの。
 9. 厚めのガラス板
10. ペーパー(水ペーパー)
   @100,300,500番(木地調整用)
   A600、800,1000番(下地調整用)
11.  7.の漆鉢に合う程度の小ぶりの摺りこぎ(これも7.同様に堅木を使用して旋盤で削出)
12.  古新聞
13.  漉し紙
14.  手袋(かぶれ易い人は軍手等の漆がしみこみ易い物は避けビニール製の長めの手袋使用)
15.  綿棒(できれば軸がしっかりしており固めのもの)