恩香殿〔おんこうでん〕は、明治42年〔1909〕に真覚玄璋〔まさめげんしょう〕和尚が、皇室の方々〔特に昭憲皇太后や大正天皇そして当時皇孫殿下とお呼びした後の昭和天皇〕のご休息の御殿、すなわち便殿〔べんでん〕として心を込めお建てしたものです。一部にアール・ヌーボーの面影の残る明治の木造建築です。平成12年には入り口に架かる通玄橋〔つうげんきょう〕と共に国の登録文化財に指定されました。
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