永田
伊津子さん
生徒さん紹介
飲み会で言っていた発表会評ですが、今回は生徒さんの紹介を兼ねて簡単な感想を述べさせてもらいます、順番はプログラムに従います、1番は永田伊津子さんです掲示板でおなじみのN田さんの奥様ですね、グレードを取っ払った静岡教室(初心者が皆無に近い)では曲の長さや前後との時代やスタイルで、出来るだけ聞いてくれる人達に興味を持ってくれるようにと言う事が一つと出演者にとっても順番は出来不出来におおいに影響があるので、前の年とは違うタイミングになるよう心しているのですが、今回の会を聞いていると、この人程トップバッターに合う人は居ないのではと思ってしまいました、決して派手では無いのに自分の世界が有るので聞く人を惹きつけるのです、個性も強いのに押し付けがましく無いので聞く人は一度でウン!と言うよりもう少し聞かせて・・みたいな不思議さが有るので次に出てくる人に皆が興味持っちゃうんじゃないかな、基本もシッカリしているので決してキャラだけで煙に巻くわけでもないんだけど、良い味が出せていました、ホームランバッタータイプではなく正にどうやっても塁に出てね、と言うとハイッと言ってやって呉れちゃうんですね、ちなみに私が得意とする小品は殆どレパートリーにしているのでは、N田さんとジョイントコンサート出来る演奏でしたBravo!
飯塚
雅子さん
カウンター増えてるのに
カウンターの数結構増えているのに投稿が有りません、何でも良いから一言づつでも是非!さて今日は2番手だった飯塚雅子さん(いつもはチャン)です、大学時代にマンドリンクラブで始めたギターが続いているそうです、とてもシャイで口数も少ないけど、つきあいは良い方じゃ無いかな、曲目は森に夢見る!トレモロの大曲ですがカルカッシのエチュードから始めてここまで来ました。暗譜が苦手との事で10ページある譜面を縮小コピーして、一度の譜めくりで済むように作ってきたけど目が余り良く無いので結構な大きさです、私は2回で聞いていたのですが1階前列のお客さんが譜面台で手がまるきり見えないのが嫌だったのでしょう、席を移して見ていました。ちょっと遅めのトレモロながら曲の良さはちゃんと伝わっていましたよ、普段は間違わない所で突っかかるとあれだけ大きい譜面なのでどこをやっているか見つけるのが一苦労のよう、本番ならではの大変さでした、低音に比べてトレモロがちょっと弱かったのが残念ですが、1週間前のレッスンで急に右手のタッチを戻したりした(指導面での決断不足)ので戸惑いもあったことでしょうね、次は一休みでチャレンジよりは余裕の曲で楽しみましょうね、次回の発表では又何かチャレンジも良いかもね。
遠藤さん 今日は練習休み
昨日は講評サボりました、今日は大切な練習日ですが疲れがたまっていて、11時まで寝てから健康診断の結果を聞きに行き(オールセーフ)プールに行ったもののかえってきてもだるさが取れず、又布団へ16時に起きて風呂、40分ほどの練習で生徒さんが来てレッスン、夕食後もだるさ取れずTVをぼんやり見ながら弦だけ張り替えるもギター持つ意欲湧かずです、明日に期待して寝てしまいますが、講評だけ書いてから・・3番手の遠藤氏は静岡と私をつないでくれた人です、私の日本での師匠である奥田紘正氏に彼が転勤中師事していた縁でスペインから帰ったばかりの私がエスカーラ(当時静岡でギタリスト達のたまり場的存在のスナック)でライブをやれたのです。さて遠藤氏ですが建設関係の管理職という忙しさに加えてソムリエの講習をはじめ東京で色々学ぶから忙しさは大変です、現在も東大の大学院生ですそんな合間を縫ってのレッスンですが欠席も余りなくやっています(脱帽!)ここ数年はバッハの曲を続けており、フレージング、アナリーゼ力共マニアと会話できるレベル(つまり本人は決してマニアを自認しない)です、演奏も単音のサラバンドからシッカリ音色とフレージングで内容を掘り下げた良い物でした、ガボットの後半リズムがテクニックを離れて流れてしまったのが反省点かな、時間の関係から弾き込みが充分と言えないので仕方ない面も有ります、フォローで無く、アマチュアの方がそれぞれの許された環境の中で1番効率の良いやり方が出来るようアドバイスすると言うのは教師の基本姿勢でも有り、二人三脚はうまく行っていると言うのが正直な感想です、彼がリタイアした時どの位ギターにウェイトを置くのか気になります、ちなみに彼は楽器(本体そのもの)に興味が無く昔からの楽器を使っておりそれがかなり老朽化して表面板もヒビだらけ、ケースは後ろのちょうつがいの螺子残り数本と言う所をベテラン勢からいつもどうにかしろと言われ続ける名物男でもあります。
林さん 今日もまた
二日酔いは無かったものの、今日もだるくていくつかあったレッスン以外は何もせずグダグダしておりました、今日はこの投稿だけして寝てしまおうとしている今少し元気出てきたかも。4番手の林さんですね浜松在住で静岡まで通ってくれていますギター暦は長くかなり昔の現代ギターなんかでも記事やコンサート案内などを見かけました、又昔の先生が私と同じ久坂師匠の門下生だった関係で共通の知人がいたりもすることから打ち解けた話しが出来る人でも有ります、演奏の方ですが一年前くらいから右のタッチを改善した事が引き金になって非常に安定感がありスケールも大きい演奏になってきました、今の私の指導法では演奏のスケール感について教えるノウハウは持っていないだけに、そこの所があるというのは大変な武器になる事でしょう、本番も演奏のコントロール(ここに弱みがあって結構自滅した事が多い)を始め練習で身に付いた事も多く、それを出せていたと思います、今度はこの材料を使って心に残る音、カッコ良いフレーズを一つでも多く身につけてプロギタリストになっていく事が目標ですね、通信簿と言う名がついたコラムで言えば今回合格!
Makiさん 5番手さんお待たせ
生徒の一言集のほうに目を通してみたらそっちの方が進んでるジャン!先に投稿してこちらの感想待ちでは気の毒なので、今日は頑張ってもう一人行きましょうね〜(この言い方沖縄風)ジャンは横浜と言うか神奈川言葉だね(方言と知ったのは留学から戻ってでした)Makiは一言集で自己紹介もあったようですが、僕のもっとも親しいギタリスト永島志基先生からの紹介でした、今はシキ先生を知らない教室生も多いかと思いますが昔は合宿の講師として、又静岡教室の発表会にも欠かさず来て演奏をして呉れていました、ですから彼女の身分は同門出稽古預かりのような物でしたが、今はなじみきってしぞーかの発表会にも参加(シキ先生の代理?)するようになりました、シビアな話になるけど静岡のレッスンは月一です、後で登場することになる川嶋君等はキャリアが浅いので本当はもう少し数多くレッスンをしたいのですが、現実そうも行きません、Makiも家が近いとは言えないけど隔週で通ってきます高速を使うのでかなりの出費では有りますが・・やはりレッスンの数が多く熱意が有れば上達するなと言うのが正直な意見でありますし、彼女は一つの優良モデルケースかと思います、一言集を読むと曲に対する思い入れがとても解かりやすく有りますね、今回の演奏は勿論合格ですが、驚かされたのはフレージングを理解すると共に本当に思いが唄として(音楽として)伝わってきました、yana様あたりもそこを指摘していたようですが上手くなったとはいえ決して皆さんのように、難しい押さえをパッとできるわけでもない技術であれだけ音楽表現すると言うのは、さすがわざわざ静岡まで自主参加してくるだけの思いとそれを裏付ける努力をして、それを正に発表会で発表出来るかどうかを試したのでしょう良きかな!これから有るであろう壁に対してもファイトを持ってやって行きそう、それがある意味慣れやマンネリに陥っている人の脱出ヒントにもなるし、年齢とは別の意味でもフレッシュさを吹き込んでくれて良かったのでは。
野田さん 6番の方〜
昨日は書く暇有りませんでした、スミマセン今晩の紹介は掲示板でユトリストとしておなじみ事、野田康男氏です彼のことはHPで皆良くご存知ではないかと思います発表会でも写真や音源について大活躍してくれました、控えめでありながら明るく優しく頼れる・・文字にすると誉めすぎ見たいに見えるけど確かにそう言う人です当日の演奏ですが、本人も言う通りアストゥリアスに挑戦できる所まで来た事に、まずオメデトウを言いたいです。途中入門で左の押さえも右のタッチもと矯正されて、とても大変だったと思いますが、持ち前の真面目さと明るさで一つ一つ納得が行くまで練習して上達しています、特にアルペジォに問題を抱えていたのに、今回の演奏では知らない(前にどんな風だったか)人に、前はアルペジオ全然ダメでと言っても信用しないのでは・・中間部の唄もエキゾチックさがでていて良かったです、今年もドンドン上達すると思います、前半に戻った時ちょっと解からなくなったのは集中力が尽きたんでしょうね、これは野田さんに限らず起こりやすい現象で1回目は弾けていた所がリピート時に解かんなくなるんですね、集中力の問題だと思います、ちなみに私は似た現象としてアンコール曲がボロボロになる事が有ります。
PS
大事な事を書き忘れてました!今回の発表曲を選ぶ段でN田氏と曲が重なる事になり、野田さんは曲目変更するとおっしゃいました、発表会を目指すだけではないけど、ここしばらくはこの曲に絞って練習してきたのに、レベルが違うから恥ずかしいと言うのが理由でしたが本当は発表会として曲が重複しない方がすっきりしているし、全体の流れとしてその方が良いと思っての事でしょう、順番を離してそれぞれが準備したベストでやりたいからと説得して弾いてもらいましたが、単なる比較としての興味以上に聞く人たちの為にもなったと思いました、同じ曲ながらレベルと別の意味での曲に対する思いや完成度が、それぞれからシッカリ伝わってくるので、どちらの演奏もシッカリ記憶に残るのです、コンクールであればそれに順位をつけねばいけないので、グレードの勝負と言う事になりますが、発表会では自分の持つ100点を目標にする所が有るので(格闘技ならウェイトで分けるが)軽量級でも重量級でも良い演技が見られるといったところでしょうか、個人の講評とちょっとずれるけど、そんなことを感じた私です、人の演奏を聴くというのは間違いなく勉強にもなるんだと実感!
芝原さん 番長登場
7番手の芝原さん、本名の他yashiとかボスとして掲示板に登場します、教室以外の方も掲示板をご覧になるようですので、説明すると私たちの静岡教室は、彼の芝原農園内に皆で組み立てた(遠藤さんのいる、ヤギモクからゆずってもらったんじゃなかったっけ?)小さなモデルハウスを借りてレッスンしております、かーさんと言うのは芝原婦人なのですね、帰りにはいつも余ったりした野菜やお花を持たせてくれます。ボスの言葉は命令形しかないのですが、それはこの地域の習慣だそうです(本人談)合宿で永島志基先生などのレッスンを受けていると先生が敬語で、生徒がオ〜ソウカ!ヨシヨシ、ン、デッこれは?ナンテ具合で笑えます、口調がそうなだけで、とても素直に言われた事はやるんですけどね・・普段から本人が始める前にかーさんから、練習しろコールが入るので大変そうかと思うと、上手くかわしているらしく、それを愚痴る事は有りません、教室が本当に危機的状況になるとさっと先頭に立って、場所探し、引越しの後始末、人の説得など解決してくれるけど、そうなるまでは手を出さずじっと見ているあたりから、私は番長とかボスと呼んでいます。演奏の方ですが今回、娘に初めて誉められたんだそうですね、何よりです、ハードな園芸の仕事なので爪も伸びず、指の腱も固くなったりして、ギターを弾くには恵まれた条件といえない中、最近はソルフェージュ的にも譜読み良くなったし、運指も考えるようになった事が、評価に繋がったのでは、是非次回はもう少し長い曲にチャレンジしましょう、効果のある特殊奏法の導入も考えて見ます。
梶山さん 梶山さんはね、梶山先生って言うんだよ、公立高校の教諭をなさっており、私が中野先生のマンドリン振興会で、高校のギター講習をやった時に生徒の引率でいらしていたのが縁で、教室に通っています、現在は東校のマンドリン部の指導もして実績もドンドン上げていますビオラ・ダ・ガンバやリュートを弾く古楽マニアでも有ります、口数は少ない方でレッスン以外の話はあまりなさらないので、今紹介した事柄も本人の口から聞いた事では無く周りからの情報です、発表会の参加は今回が2度目、前回の演奏を聴いて、教室で弾く時と違って凄くのびのびしている印象が有り(テクニックを矯正しているとレッスンでは、数小節で止めてしまうから、のびのびは有り得ないけど)聞かせ所と言うか、曲の全体を俯瞰出来ているので、メリハリもある大変良い物でした、今回も、叙情的な楽章とリズミックな物とを意図的に並べた選曲も効果的で、私のレッスンの効果では無い本人の力で(ケシテ嫌味な意味じゃないですよ)良いパフォーマンスをしました、レッスンではとても素直に言う事を聞いてくれますし、そちらでも大分良くなっていますが、今回はレッスンの成果よりも,元々の力で勝利をものにしたと言えそうです、オケの指導や合奏体験が培う物と言うのは、ソロで学ぶ物と全く違うファクターを育てていると考えられます、従ってドッチも大事ですね。たびたび口にしてしまうけど、人の演奏を聞くのは為になるな〜。来月のレッスンは全国大会の引率と重なりましたね、良い成績を収まられますように・・と言っても N田さん、中野先生もも同じ大会に行かれるんですよね、そこではそれぞれライバル関係ですが、教室の皆さんが指導者として活躍するなんて、私にとっては嬉しく、誇らしく思います。
川嶋くん 川嶋君について
さて、講評も第2部に入りました、一番手は川嶋君ですね、彼は昔しばらく教室に来ていました、劇団に所属してポスターを書いたりして、それが素敵だったので僕のコンサートのポスターを書いてもらったりもしました、3rd,CDの発売記念コンサートのポスターは彼の作品です、余りに僕のキャラが上手く出ている絵だったので、女性の方は(ポスターに書かれている)誰をモデルにしたのかナンテ話が盛り上がりました、その後スペインを中心とした長い(何年という単位)放浪の旅を経験、一度完全にギターを捨ててしまいましたが、帰国して数年後、考え直してもう一度ギターを弾く決心をしました「俺みたいに、ドン臭くても、自分が好きならギター触ってもよいのかもと思い始めた』と言う内容の発言でした(違ってたらゴメン!僕はそんな風に理解した)何てデリケートな気持ちなんだろうと思いもしたけど、腫れ物に触るような気遣いは望んでいないのも解かり、文字で書いて感じるほど重い付き合いでは無くレッスンしています、レッスン日を間違えたり、途中でつかまって(車)罰金喰ったりと、生活が落ち着いても嵐が寄ってくる所あるみたい。演奏ですが、去年はミ・ファボリータを好演、今年はペルナンブーコの鐘の音でした、どちらもきっちり一年かけており、その間練習曲は別にして他に曲はやっていません、ペースとしてはかなりゆっくりという事になりますが、音楽を一生の趣味として考えたら全くそこに問題は無い様に思います、彼のベストの演奏を100点としたらこのあいだの演奏は決して高得点では有りませんでしたが、僕の想像からする100点(何年生の答案かと言う意味、小学1年生の満点と高校3年生の最高得点では、同じ点数と言うことだけでの判断は出来ない)ということと違う意味でびっくりさせられました、満点じゃないけどいいよ、逆にここで満点取るまで頑張るなんて余り意味無いから、次のステージに進みな!このステージの合格点はバッチリダヨと伝えたいな、正に十人十色の、アプローチ目的が有ります、キャリアが長くなるとナカナカ進歩も思うようになりませんが、今教室でそこの所で悩んでいる方は皆無かと思います、時間を無駄にしない為に!と張り切りすぎても、目的意識にはっきりしたものがないと頑張の結果は余り無いし、頑張る事を目的にする(オ〜猛烈って)のは余りお勧めできないと思うけど、どうなんだろう?人生を、ある意味哲学的に追求している人が(そんなこと言うと彼、止めてくださいよと言うだろうし、彼にそんなつもりも無いかもしれないけど)ギターを弾いた、伝わる物が有ったと言うこの事実、彼に伝えたい事より、自分の中で感じる事が多かったとも言えるかも、川嶋君はPC持っていないので、本人には後日見てもらうことになります。

訂正
投稿を読み直して、後半、『彼に伝えたい・・・』を僕が彼に・・に訂正、次の文も、僕が・・にしないと意味が通じません、これって掲示板じゃなくてメールで言う事だと今きづいたけど、今度からそうする、これが学習じゃ!
久仁雄さん 久仁雄君について
今日は吉田久仁雄さんです、通算で教室では一番長い生徒さんと言うことになります、非常に学究肌で頭もよいですが、だからと言って頼ると、人を引っ張っていくと言う気が本人に全く無いので、肩透かしを食ったように感じるとか、頑固で臨機応変に対処するのが苦手と言う所も有って、いじられキャラとしての面も有ります。実際には彼が教室でのレッスン内容などを解かり易く説明、且つ実践した事で教室にやってきた人も数多いです、今は大府に戻ってしまった河合さんや浜松の小林さん(静校の先輩ですね)を始め実力派の上級者を説得するのですからたいした物です。指導者としておおいに期待した物の、初心者に,飴とムチを与えず(特に飴を持っていない!これから愛を語ろうと言う時に、奇形児を生まない為に何が必要かみたいなこと話しそうな危惧を感じるんです)で、ちょっとむづかしい所もあります、しかも本人、俺はそう言う人間だから変える気無い・・と言います、愛すべき人間ながら、ぶつかった人とはもう永久にダメかも。人物評に一番力が入っちゃう人だなこの人は!当日の演奏ですが、数年前から左指に巻き込みが起こり始めて結構大変でした、指の故障には、腱や筋に直接ダメージを負う物、脳がそう成りそうな(このまま行くと大変になると感じ)事を予測して伝達を拒否する物etc色々でどれも簡単には解決せず大変です、頑固な久仁雄氏と原因を探ったり、とりあえず出来る練習方法を模索したりとやっておりますが、立場も違うし衝突もしばしばです、かれは人を攻撃することが無いので、感情的に爆発するのはいつもこちら、教師たる者、叱る事はあっても、怒る(いかる、感情が制御出来ない 状態)事はあってはいけないのに・・生徒というよりちょっと気に喰わない同級生と言うのが僕にとっての彼かも。そうそう、それで演奏だけど問題は未だぜんめんかいけつでないものの、技術と別の、今できる音楽みたいな物が結構唄になって出てきてるし、その間技術的な苦しみも、表立っては見えなかったです。目先の目標が見えてきた感じがあるのではと思います、トレーナーと選手なんかでは、試合後二人だけに通じる何かで、抱き合ったりするけど、こちらがヲ〜!良かったジャンて手を出すと、イヤ結局ね問題はさ、みたいにクールに自己分析しながらスッと横を通り抜けていく所のある奴です、掲示板を通して普段言い足りない事まで言わせて貰いました。掲示板の良い所だなウン!
小俣さん 小俣さんおまたせ?
今回初参加で、みなの注目を集めた謎の少女の登場です、前回も私の勧めでエントリーした物の自身が無いと言う事でキャンセルでした、彼女のお父様が、私の音楽仲間と言う事から関係が始まりました、お父上、リコーダー奏者で、昔は一緒にクラシックのアンサンブルをやっていた仲なのですが、その内既成の曲からオリジナルに移行し始め、楽器もさまざまな物を利用するようになって、実にユニークな(且つ大変聴き心地、内容共に素晴らしい)ミュージシャンになりました。機会があれば静岡で皆様にも聞いてもらいたいと、考えてもいます、そんな彼から突然連絡があり、娘がギターに興味を持ち出して弾いているので一度見て欲しいと言う事でした、富士吉田在住なので横浜までバスで来て、ローカル線で東逗子迄、自宅には仙台や高崎etc色々な所から通ってくる人がいますが、交通費を別にすると一番大変な所から通っているとも言えます、お父さんは運転免許無し、家にパソコン無し(半分ものぐさ半分思想的に拒否なんだと思う)ですから・・本題に入ると初めて聞かせてもらったギターは今うまい子供も多いので、ア〜悪く無いじゃん、でもクラシックにはなってないし無理しなくても良いじゃん、と言う程度の感想でしたが、続けて行く内にやる気と、感性どちらも半端でないのが解かって来て、こちらも腰を据え直す思いでした。教師間の話題で、今小さい時の本人(自分のこと、ありえないけど)が入門してきたら教えられるか?と言うのが有ります、結論的にはその本人?に学ぶ気があればYes,無ければ、とても説得出来ないと言うのが大方の意見です、才能のある若い子ドンドン来なさい、僕が育ててあげる!と言う所が有れば殆どはインチキじゃないだろうか、日本のギター界では英才教育において村治昇、若手育成では福田進一が現れた事で希望の火は灯ったものの、まだまだギター界全体はお寒い限りと言う現実、アッ!個人評から話がずれる〜、モトイ!彼女タブ譜でやっていたのを、普通の譜面にした方が良いよ、と言うアドバイスを皮切りにどんどん言う事を聞いて行くのです、タブを譜面にスイッチするのって無茶大変ですよ、今皆さんが一曲タブで読めと言うのでもイヤでしょう?それの数倍大変!それをちゃんとやってくるんですなー、今は月一位のペースでやっています、一番の問題は楽器の鳴り(鳴らしかた)ご両親にもそこをポイントに聞いたほしいと伝えたし、本人にも言っておきました(と言っても本人には自分の音の通り方は、判断出来ない)演奏後、ご両親とお話しすることが出来ましたが好演を誉める僕に対して、ご両親はそこが気になっていた様です、実はお母様もミュージシャンなのですね、この家は(古楽系、チェンバロetc)発表会後、未だ会うチャンスが有りませんが、そろそろ連絡が来る頃かも・・と共にこの評等も早く全部終えて、プリントアウトして送らないといけませんな!当日の演奏について一言も触れておりませんが、その必要は無い事も皆さんお分かりと思います、それぞれが、それぞれの立場において感じることの有った、つまり聞く人には何かしらを感じさせるグレードの演奏と言う事です、来年は神奈川県の新人オーディション
を受ける事を勧めようと思います。どちらにせよこの投稿を小俣家に届けないとナ。
鈴木さん
別々に
プログラムでは2重奏になっておりますが、二人の演奏やアプローチが対照的で興味深かったですね、ここで評を書くと一人ひとりについての項が無くなってしまうので、やはり別々に・・先ず鈴木さんですね。レッスンが土曜日の一番と言う事が多く、いつも私を駅でピックアップしてくれます、MGの真っ赤なスポーツカー、運転も相当な腕前のようです。ギターに関しては、何しろ感が良いです、運指などもその場でサット直してしまいますし、リズムの譜割りに関しても、余り問題になって引っかかることは無く、手のかからない生徒さんですが、時々発表会で立ち往生してしまう事があり、今回もこちらは一番そこの所が心配で聞いていました、2重奏で舞台に慣れてからのソロと言う事もあり、今回は全く安心して聞けました。これからの目標と言うと、やはり一つ一つのフレーズをもっと大切に歌うと言う事でしょうね、元々がシャレタ味を持っているので、決してしつこく歌う必要は無いんだけどさりげない中に(アッ!この人解かってるんだな)と言う所が有れば、見違えるほどステップアップすると思います、割とメロディアスな作品を好んで弾いていますが、リズミックなものを弾いてみると返ってフレーズの区切りに目が言ったりもするかもね。
 
増井さん こだわりって
人間誰しも何らかのこだわりという物は持っておりますが、その量や度合いによって他人からはこだわりの強い人とか弱い人等と評されます・・今回の評はそんなこだわりの人、増井氏の番です、こだわりと言う言葉をキーワードにすると、解釈もさまざまに成り、ちょっと危険かとも思いましたがあえてこのテーマで行きます、今回は性格とかではなくギターに対するこだわりに限定しましょう(そうしないと限ないし)今回の2重奏の場合余り細かくこだわらない鈴木さん(無神経とかとは全く違う意味!)とこだわりの増井さん(これもしつこいとか言う意とは違う)のコラボによって、ながれをリードする人、細かい所の唄で、演奏を魅力的、個性的にする人と、上手く役割分担が自然に出ていたのが印象的、ソロに移ってのM氏の演奏、私には大変説得力を持って響いてきました、傷は有る物の主張と言うか、やりたい事があるのが伝わるので(この点は一番大事だし、彼程でなくても全員目的意識として出て来始めている)聞き手は彼のやる事から目が離せなくなるのです。彼はオーディオマニアでも有り楽器マニアでも有ります(ハンドルネームの由来の名器ハウザーは所有しているし、自分でギター製作までしてしまいました、知らなかった人も多いのでは?)が、頑迷さよりウィットのある紳士の面が勝っていると思います、面と向かって言う事は有りませんが、若輩者の私の言う事も全部拾う、故に彼はレッスンを続け進歩して行くのだと思います、これからの目標は、1音ずつのその美音をフレーズにもっと生かす事かと思います、あえて誤解を恐れずに言わせて貰うと、音へのこだわりが、木を見て森を見ずの感が有るのでは・・思想的に教えられる事のある先達(人間として)なので、外から見るとちょっと堅苦しいもしくは解かりにくい評になってしまったかも。
永田さん 2部の最後は
少し間が空いてしまいましたが・・2部の最後はN田氏、事永田さんです、事務的なこともギターの技術の悩みも彼に言えば何とかなる、心強い味方ですね。発表会、レッスン以外にもマンドリンオケでのソロや、小アンサンブル、ソロとステージも多くこなしており、私も結構な回数、彼のステージを見ました、スケールも大きくフレーズも良く歌う立派な物ながらフレーズを忘れて立ち止まる大きなミスも有り、それが単なる偶然としてではなく覚え方や練習方法に問題が有るのかどうかと言うのが、彼について私が唯一心配な所なのですが、今回の演奏には全くそう言う懸念は無く、素晴らしいものでした、それ程弾き込みをしたのでもないと本人は話していました。只今回良かったのと、問題が解決したのかと言う事は別に考えるべき事柄かと思いもします、シャコンヌ辺りで判らなくなると言うのは誰にも起こりうることですし(その後の処理の問題で傷の大小が分かれるのでN田氏の問題は処理の仕方に有るともいえる)アストゥリアスは、声部処理の問題から言うと解かりやすいので・・まあその話は個人的にゆっくりレッスンでするとして、N田氏はどちらかと言うと大曲主義でここまで来ていますが、大曲の場合チャレンジに成功か失敗かと言うアプローチに成りがちです、発表会の本来の目的はそれだから良いと言えばよいのですが、ワンランク余裕を持たせるだけで、人が感動する演奏が出来る(今回評判良い!)のならば、そろそろそちらに目を向けるのも良いかと思います、アストゥリアスから更に規模を小さくしてタレガの小品やソルのエチュード、又は武満のポピュラーなんかを、高校生から『先生、その曲何ですか?』と言わせるみたいな・・又そちらを狙うならもっと教えたい事も沢山有るので考えてみて下さいねいずれにせよ、発表会でのステージ演奏と言うのは、皆さんレッスンと違う面を覗かせてくれて、教える方にも大変参考になります。
村松さん もう一月以上・・
あっという間に一月が立ちました、講評はついに次回のレッスンまでに終わらなさそうです今日はみっちゃんですね、掲示板にも色々と疑問を投稿して積極的に色々な事を吸収しております、元々は中野先生の初心者アンサンブルに『とても良いギターを弾く人がいて、それだけじゃ勿体無い』ということで中野先生が引っ張って来たのが入門のキッカケでした、成る程、音もよいし感も良いしとレッスンを開始したのですが、本人も言うとおり、悲観的に物にこだわる所が強く、それが良い面よりも、進み方や、楽しさを阻害する方向に行きがちでなかなか苦労しています(みっちゃん本人が)特に前回までの発表会では、事前に中々よい演奏まで持って行きながら、緊張から来る震えで全く何も出来ない状態になってしまいました。家では弾けるわけですが、やはり疑問やら完全に弾けていると言えないフレーズやらにこだわり過ぎてしまうのでしょう、ステージは彼女にとって自己批判以外の何者でもない場所と感じているように思えました。先ほど悲観的なところが強いと言いましたが、それはそれとして、別に客観的視野と謙虚さも彼女の持ち味で、故に失敗から不必要にめげてダメになってしまうことは、幸い無い様でこちらも安心できます、今回はレベル的にも上級のデュアートの作品をレッスンでやった曲想、タッチでシッカリ演奏しており、こちらもホッと胸をなでおろしました、1回1回どうなるかは皆解からないながら、今回の演奏には、前にした辛い経験からつかんだ何かが確実に影響したと思います、もう少し自信を持ってやってください、お願いします。
青島君 ゴールまじかで足踏み
発表会の講評も3人を残すのみとなった所で、中々時間が取れずご無沙汰しております、実は残りの3人の演奏、当日聴いていないんですね、自分の演奏が有るのに朝早く家を出たきりギター触っていないので練習しなければならずで・・従って残りの人たちはレッスンの感想になってしまいますが、あおゆうサン事青島君は元々マンクラでギターに出会い、後からソロに興味を持ったようです(中野先生の紹介できた時、そう聞いた気がする)言葉少ない青年ですが何事にもシッカリしたビジョンを持っているように見受けます、私を含め皆の事もよーく見て彼なりの人事査定?していると思うな!レッスンでも納得の行った事とそうでない事が解かりやすく出るので1回1回のレッスンで何かしらは学んでいくよい生徒でありますが表立って疑問を口に出さないので、何かを誤解したまま理解してしまうと言う危惧も少し有ります今回はバッハのカンタータと賛美歌と言う組み合わせで、本番は「とても良かった」『同じような響きながらバッハの難しさと曲の良さを感じた』『上達した』などの意見を聞きましたDVDでみてから書こうかとも思ったけど、他の人は本番の記憶だけで書いたのでやめました、会話に比べると演奏の方が伝わるものが多いのは確かですが(彼の演奏についてです)未だ伝わる内容がムーディー・・何となくの雰囲気なので、これからはもう少し音楽の曲想自体が具体的に伝わるよう(楽しい!悲しい!美しいい〜etc)な指導を始めたいと思いますので、そのつもりでね!
中津川さん 正しい社会人
趣味の教室には色々な人が来ます、職業も様々で今までの変り種としては競輪選手、ひよこの鑑定士(♂♀を見分ける)釣り船の船頭さん(羨ましい!)他、ヘー成る程それも誰かがやらなきゃねみたいな職種をいろいろ知りました。さて本題,中津川氏の職業は何だったのでしょうか?ざっくりした私のイメージは、サラリーマンです、何故かと言うと彼はあらゆるタイプの人間に対してその人の扉をどう開くかについて考えた事が有るはずだから・・・と言うのはどうだろうか?ボスも僕も、立場的にサラリーマンのあおゆう君辺りでそんな事に思いを馳せたやつはいないのではと思います、随分昔に静岡ギターフェスで彼の演奏を聴き、この人もし僕がアドバイス出来たら良くなるのにと、思いました(これ彼の職業と関係なく)だって真面目なんだもん!後年縁あってレッスンするようになった時、乾いた土に水が滲み込むように物事を理解する彼に、教える喜びをおぼえたと言っても嘘ではないです、そしてレッスンがオフの飲み会などでの、彼の会話の面白さ、下らなさ!元々そう言う才が有るに決まっているけど、社会でそれを(おそらく)真面目に修行したのではないか、彼は自分の武器としてそこいら辺意識したのではと思わせられる、正にウィット&ユーモアなのですね皆さん山中氏を覚えていると思いますが、浜松から林サンと共に3人で通っている頃オタクケイ!?(失礼)の彼が全く違和感無くいられたのも、2人の力、特に中津川さんの影響が大きかった事は間違いないですね、演奏評とも経歴紹介ともずれてきている気もするけど、今回演奏した18人の人をそれぞれ18人18色に表現する事が講評を始めてやらなければいけない事の様になってきて(始めた時そんなつもりじゃなかったんだけど)筆も滞ってきた時に、この個性的人格が職業的に言うと一番ポピュラーなサラリーマンと言う職種の人なのに、教室で言うと初めの方に名物男として紹介すべきキャラクターであると言うこの矛盾!どう始末をつけたら良いのか解かんないけど、それぞれの価値観何ていうものが何だか解からなくなるのが趣味の世界、そしてそこで両方の世界をニコニコと見守っているN氏、今回演奏評とかと外れた話題になってしまったけど、演奏に触れられない程ひどかったとかいう事じゃなく(例えが無茶苦茶悪い、そうじゃないし言葉はムヅカシイ)教室のレッスンはマンツーマンだけどそれぞれの教室は嫌でもカラーが出るし、ちょっと見普通の中津川さん、静岡教室を一言で言うと・・・ウ〜ン閉めは任せるよ、余り下ネタじゃなくお願いね・・個人評にならなくてゴメン!
柳澤さん 今夜完結
ついに講評も最後の一人となりました、アマチュアながらフアンも沢山居り、他楽器の人達から伴奏の以来も絶え間ない人気者、そしてこのページの管理人でもあるYanaサン事柳澤さんですね、教室発表会は演奏順に序列が無いのですが、オオトリだけはN田氏とYanaサンが毎年交代で務めております、この二人は個性も全く違い、ライバルでは無くそれぞれが有ると私は思っています、レパートリーの分野は広く、かと言って器用貧乏ではなくて、それぞれの分野の良い物(彼が好きと感じる)をシッカリ選べるセンスにも優れている事がみなの共感を得る大きな原動力ではないかと思います、僕も彼の演奏はレッスンを離れてリスナーとしてとても心地よく聞けます。言う事は何も有りません・・・で済むほど音楽は甘くないよね実際彼やN田氏のレッスンをする時は、相撲で言うとぶつかり稽古をします、つまり私が演奏したらもっと良いはずと、こっそりフレーズを弾いてみたり、聞いておかしいなと思うときもじゃあ自分がどうしているかを整理しないとアドバイスが出来ないし・・只言えるのは本人に謙虚さが有るので意見を聞こうという姿勢が伝わるからこちらも言い易い、従って教えられる事も出て来ると言うもので、講習会などでは道場破りのごとく自分をアピールしてくる人も多く(僕に限らずこの間話したら福田さんや敬吾さんも同じ経験してたので笑ってしまいましたが)その場で誰に勝ってもそれはうわべの話、一生、俺は福田進一に勝ったと自慢しても誰がそれを納得するか、もしくは其れゆえにこの音楽が良い物だとは思わないよね、音楽と自分が見つめ合う、そのヘルプとして先生と言うものは必要と思うけど、先生は取りあえず倒す目先の相手ではないよ、アッちょっと話がずれそうになったけど、そんな風に上級者は考える場合が多いけど、ヤナさんは目が音楽に向いているので余り人と自分を比べて頑張るという事はしないと思います、それを謙虚と言うのかどうかは僕も解かりませんが、ある意味自分と同じ様なアプローチの人だなという感じは有ります、これは講評というより皆さんに等しく言いたい事を言う場になっていますよね、この場でyanaサンに一言苦言を呈すると(皆その意見を参考に自分のスタンスも考えてね)ピッチャーで言うと球が軽いと言うのが一番の問題かと・・軽い球が、生まれつきのものなら、もっと変化球を覚えなければいけないし(かーサンなんかは、そこが魅力と言うし、それは有りだけど)フォームの問題なら取りあえず重い球は投げられる様にしなければいけないし・・まあ実際この頃のレッスンはそんな話に終始していますよね、教室トップとしてどんなレッスンをしているかを皆に伝える為に書いてみました、普段のレッスンで言っていない事が有るかどうかは解からないけど、個人評としてより全部のまとめとして書いて見ました、それぞれ皆様質問はレッスンの時してくださいね、外からこの講評をご覧になった方々も疑問があれば出来る限りはお答えするつもりですので質問お寄せ下さい、只あくまでも教室と言う狭い中でのやり取りですので音楽に対するマニフェストみたいな感じでご意見をいただいても、意見の一致は見られないかと思います本音としてのご質問は大歓迎です。
2009年発表会の講評をいただきました。