2004/10月 徒然日記 |
04/10/31 (日)
一ヶ月があっと言う間に過ぎてしまった。それほど忙しくも無いのに、日記も派抜けが多かった。
04/10/28 (木)
ある人から、久しぶりにメールが入った。メールを送る前に私のホームページにアクセスして、私が何とか生きていることを確認した後、メールを出してくれたとのこと。
04/10/27 (水)
大阪の新聞にはたくさんの折り込み広告が入ってくる。その中で最も多いのは、住宅関連のものである。入ってこないのは自動車関連の広告だ。
私が仮住まいのアパートの裏には、新聞配達の拠点があり、そこは夜通し、折込広告を仕分けしている。機械がカチャカチャ音をたてているのはうるさいときもあるが、それよりも、そこに自動車が出入りし、また集まった人たちが大声で叫ぶほうが騒々しい。少し静かになったかと思うと、次は三時前から、新聞を配達するために集まった人たちの声とバイクの騒音が始まる。
我が屋は田舎だったので、夜半に声が聞こえたり、自動車の騒音はほとんど無かった。また、新聞の折込広告でも多いのがスーパーの売り出し、自動車のセールスだった。だいぶ違う。
04/10/26 (火)
朝から雨が続いている。どうしても半そでのシャツでは耐えれなくなり、上着を着て仕事をすることとした。それでも寒いように感ずる。新潟地震の被害者の人たちを思えば、まだまだ幸せだ。
落合監督の率いる中日ドラゴンズが日本一になれなかったのは残念。来年に期待しよう。
04/10/25(月)
プロ野球の日本一決定が、最終戦まで決まらない。中日頑張れ、落合監督、自分流で、最後まで戦えだ。
落合監督に対していろいろな評価があるようだが、批判者の中には、楽しい野球をすることが第一で、優勝するかしないかはどうでも良いと言う人までいると聞く。面白い試合とは何だろうか。大量得点をとり大差で勝つことか/昔六大学戦であったように、女性投手を起用することか/覆面マスクを着けて試合をすることか。
04/10/24 (日)
新潟での直下型地震は、時間が経過するに従ってその被害が大きいということがわかってきた。
日本の至るところで、このような地震が何時発生しても不思議でない時期に来ているのに、いつも自分には災害が起きないと思って、何も対応をしていない。
今日は、三ノ宮から神戸駅までかみさんと歩いた。ずっと前、阪神大地震の直後の、まだJR線が復興していないときに、三ノ宮から鷹取まで歩いて鷹取の従兄弟を見舞ったときの光景が思い出された。今は震災直後の面影は建物を見る限り何も無いが、途中で立ち寄った瀬戸物屋さんのおばさんは、震災の影響は未だ復旧してはいないと言っておられた。
04/10/21 (木)
台風23号は、20Kmほどしか離れていない所に上陸したようだが、自分の住むところでは、それほどの雨も降らず、また風はほとんど吹かなかった。
今朝は、4時に目覚めてしまい、その後寝つけなかったので、ネットでいろいろ遊んでいた。
NHKの受信料不払いについての文章を読んでいたら、徴収員が必ずしもNHKから派遣された者ではないことがあるとまでわかってきた。一昨日の徒然日記に記した勧誘員は、果たしてNHKの人だったのだろうか。
04/10/20 (水)
またまた台風23号が訪れてくる。しかし、大阪でマンションに住んでおれば、以前ほど台風の心配はない。
風が吹いても、自分の住む建物は揺れもしないし風の音もそれほど気にならない。勿論雨が降っても雨漏れの心配はない。従って、台風がくるからと言って、なにも準備することは無い。我が自宅で台風を迎えるとなれば、テラスのエンビの波板が飛ばないように/庭の植木が倒れないように/雨戸を閉めたり等々の心配をし、過ぎれば過ぎたで、その後始末が大変だ。
今年は、南太平洋で発生した台風の半分近くが日本上陸したと言うが、洪水・土砂崩れ・建物の崩壊・農作物等で大きな被害を受けた人たちだけでなく、小さい被害まで集計すると、天文学的な被害総額になるだろう。
04/10/18(月)
少し前の話になるが、私が大阪に転居して二日目に、NHKの受信料を取りに来た。
来訪者曰く「今度、ここに引越しして来ましたね。 お宅にTVがありますか」と言われ、「ありますよ」と答えると、「それではNHKの受信料をいただきます」が、最初の挨拶である。家にTVがある→TVを見る→NHKを見る→受信料を払わないといけないと言う彼の主張だけを強調し、こちトラの状況はTVを見れない状態にあるにもかかわらず、それを説明するチャンスも与えず、一方的に「受信料を払え」である。大阪は面白い所だ。
少しムカッと来たので、「元住んでいたところで受診料は払っている」ことは言わず、「TVは見ていない」とだけ言った。
「TVがあれば、受信料を払ってもらうことが決まりになっている/払わなければ罪になる」と言うのである。こちトラ、ますますいらだってきた。こうなれば、こちトラも負けるわけにはいかない。
家に「TVがあっても、アンテナのフィーダ線が短く、またコネクターが無いのでつないでないので、まだTVは見れない。 なぜ、見もしないNHKの受信料を払う必要があるのか。だったら、TVを売るときに受信料を前もって支払う仕組みにすればよい/あるいはワウ・ワウのように、専用チューナーが無ければ見れないようにすれば良い」と言うが、なかなか相手は折れてこない。あくまで、見る見ないに関係なくTVがあれば受信料が必要と言うのである。
大阪ではアンテナの代わりに1メートルほどの銅線をTVにつなげればNHKの放送が受信できる。それほどの強力な電波が、部屋のTV受信機まで送られて来ている。 たとえNHKの電波を拒否したとしても、電波は一方的に送られてきてしまっているのだ。 今回訪ねてきたNHKの勧誘員は、電波を一方的に送っておいて、電波がすでに届いているから受信料を払えと言っているのだ。時々問題となっているセールスの方法と同じではないか。
彼の言い方は、TV放送はNHKしかないと言いたげな驕りから生まれている。NHKのチャンネルを戦局するか否かは本人の選択によるのだから、「NHK放送は見ていますか。見ているのだったら受信料が必要です。以前の住所での契約が残っているのならば、大阪でも有効です」と言うべきなのに、彼は一方的に受信料を徴収しようとする異常さに気づいていない。私がNHKのTV番組を見ていないという保証が欲しいのならば、我が家のTVにモニターをつけてくれとまで言って追い返した。
どうしても自分の気持ちが治まらない。私は、何十年も継続していた自宅での契約をそのままにしておけば、何処に転居しても同じだと教えられていたので、大阪に来たからといってわざわざそれを更新する積りはなかったが、NHKとの受信契約を破棄することとした。家にTVがあれば受信料を支払う義務があるというような勧誘員の雇用をしながら、そして彼らにまともな教育をしていないだけでなく、最近の不祥事の処理もいい加減にしているようなNHKに受信料を払いたくなくなってしまったのだ。私は無銭視聴をしている罪人にされてしまったのだ。
直ちに、引越し前の自宅で契約していた受信契約を電話で破棄することにした。電話解約のときの応対がまた面白い。電話の相手のお嬢さんは、契約をキャンセルするには、引越し先の住所が必要と言うのだ。NHKの規則では、新しい住所が決まるまで受信契約は破棄出来ないことになっているらしい。
受信料は前金でそして銀行口座振り込みにしているので、新しい住所が決まらなければ、自動的に視聴料は引き落とされてしまう。それでは、銀行預金がゼロにならない限り、見もしないNHK放送の受信料を未来永劫払い込み続けることになってしまう。あるいは、滞納することになる。 それはおかしいのではないかと伝えるが、それがNHKの決まりだとお嬢さんが言い続けるので、かわいそうになったので、転居先は二年前に滞在したことのある「中華民国のホテル」の住所を伝えたら了解してくれた。加えて引越しの理由は、NHK受信料が払えないので「夜逃」だと言っておいた。
NHK放送の受信料支払い拒否は、罪なのだろうか。払わない屁理屈は幾らでもあるが、「受像機がある限り」受信料をはらわないといけないのが日本の法律らしい。だからこそNHKは高飛車な言い方で攻めてくる。
TVのスイッチを入れるとなぜかNHK番組が写ってしまう。本来の自分はNHKのニュースを見たくないのにTVが勝手に写してしまうのだ。それは自分の意思ではない。 チャンネルを変えるのが邪魔くさいのでそのままにしておく。TVが勝手にNHK番組を放送しているらしいが、自分は画面は見ていないし、音声も聞いていない。家のTVが勝手にNHK番組を写すことに文句あるならば、電波を送らないで欲しい。電波を一方的に送ってきて、家のTVが受信したからといって、受信料を払えとはおかしい言い方ではないか。NHKは電波の押し売りをしているのか。法律がおかしいのか。
04/10/14 (木)
急に、朝晩寒いくらいの気温になった。ようやく大阪に秋が訪れたようだ。
04/10/13 (水)
大阪は面白い。
朝の散歩に行く公園には、犬を連れた人も多く来ている。公園まで犬を散歩に連れてくるのに、首輪を引いてくる人/放してくる人/自動車で来る人/自転車の荷かごに乗せてくる人がいる。
それだけではない。犬を背負ってくる人/抱いてくる人/乳母車に二頭の犬を乗せてくる人までいる。これまでになると、犬を連れてくる人の顔をじっくり見たくなってしまう。勿論座敷犬は着物を着せているし、毎日観察していると(人や犬を覚えているのではなく、連れてくる人の姿を見れば二度と忘れない)、犬の服装は毎日変わっているようだ。自分の子供以上の待遇と言える。
多くの犬が公園の中を闊歩しているのに、犬どおしが喧嘩することはないし、すべての犬が仲間内のように、鼻を突き合わせて、尻尾を振っている。大阪では人だけでなく犬までも話が好きなようだ。
面白いのは、公園の猫も同じだ。公園の猫は、ホームレスと言われているのに、ほとんどの猫は、あたかも飼い猫のように人に懐いている。呼べば近くにくる猫ばかりだ。おいしい餌をやらないと、近づいてきても、「フン」と言ってまた何処かに行ってしまう。
04/10/12 (火)
台風が通り過ぎても、一向に涼しくならない。朝晩は心地よくなってきたが、日中は30度近くにまで気温が上がり、少し動くと汗が出る。
台風22号は、大阪では風がなく、そして少し雨をもたらしただけだったので、大したことは無いと思っていたが、他所の台風被害は大きかったようだ。大阪に上陸すると、関西弁でどやしつけられるから、台風もそれが怖くて大阪を外しているとしか思えない。
04/10/06 (水)
オリンピックで金メダルを獲得するには、子供の頃からの英才教育が必要だ/サッカーが強くなるには底辺を拡大しないといけない/ノーベル賞を獲得するには云々等々が言われている。いずれにしろ底辺を広げることが必要なのだ。
関西で驚くのは、多くの人がべらべらしゃべることだ。聞いてもいない事でも、前置のおまけつきで説明してくれるので、一つの会話が長くなってしまう。私のように気短なものにとっては耐えれないときもあるくらいである。前置きが長いので、主語・述語がどこかに置き忘れてしまうことがたびたびある。私の周辺にいる人の1/3は、私に言わせればしゃべりすぎだ。そのため、何を言おうとしているのかわからない。
関西の演芸は、このような土壌があって培われたもののように思うと、関西のお笑いの短絡した・どきつい会話が理解できるのかも知れない。
04/10/05 (火)
夜半から大雨。朝の通勤には上着が必要だった。これからどんどん涼しくなってくるのだろうが、それにしても大阪の夏は暑く且つ長かった。
スーパーなどで買い物をすると、店員の言葉が面白い。たとえば「○○ですぅ」、「△△でしたぁ」と最後の言葉が伸びてしかも語尾のアクセントがあがるのである。通常の会話ではそれほど気にならないが、特に買い物をするときには、たいていの店員さんが使っている。よそ者の私は、最初は気になっていたが、聞きなれてくるとその響きがやわらかいので、それほど悪い気はしない。高い買い物をしたと思っているのに、レジでこのような言葉を使われると、もっと買いたくなってしまう。
04/10/04 (月)
早朝は今にも雨が降りそうな雲が出ていたが、次第に空が晴れてきた。午後になると快晴になったので、日差しは強いが、風があるので気持ちが良い。このような天候は久しぶりだ。
04/10/03 (日)
今日は公園の話。
朝の散歩は、緑地公園を一周したり公園の中を歩いたりしている。公園を一周すれば1時間ほどの散歩となるが、最近は夜明けが遅いので散歩にでる時間は夏の時よりも30分も遅いためにショートカットして、公園の中を横切ることが多い。この公園の中は、暗い内から、大勢の人たちが時計と反対周りに黙々と歩いているのが不思議である。また、犬を連れだった人も多い。
公園の中央部には、休憩場所がある。この休憩場所には、一人のおじいさんが何匹かの猫と一緒に座っている。はじめは、そのおじいさんがその場をねぐらにして、管理人代行をしているのかと思い、近づかなかったが、毎日観察していると、他にもいろいろな人が立ち寄っていることがわかった。そして人が立ち寄た人たちはおじいさんに挨拶している。今朝初めてその居場所の管理人?と話をした。おじいさんは、毎日この休憩場所に通ってくる/夜だけ家に帰ると言う。休憩場所には、ベンチや椅子があり、またきれいな座布団まで置いてあるではないか。加えて、吸殻入れまで設置してある。
座布団には、三匹の猫が鎮座していた。これらの猫は、すべて捨て猫であり、中には子猫のときから世話をしていると言うが、世話をするのはおじいさんだけではないらしい。散歩途中に立ち寄る人たちも、餌を持ってることもあるとのこと。冬になったらどうするのかと質問すると、猫用のダンボール箱の中に、ホッカイロを入れてやるので寒くないと言う。
大阪の公園には、家があるにもかかわらず、一日の大半を公園の中で過ごすような変わった人がいる事そのものに驚いているが、それに加えて、野良猫をいじめるのではなく面倒を見ている人たちが多いのに驚く。
04/10/01 (金)
もう十月になってしまった。今日から衣替えというのに、電車に乗っても半そでの人が多い。今年は異常気象と言うが、大阪は異常さを越えて暑い日が続いている。