04 6月 徒然日記

04/06/30 (水)
 静岡県での集中豪雨を夕方のニュースで知った。関西での天候からはそのような豪雨は信じられないことである。


04/06/29 (火)
 細田官房長官は、なぜ横を向いてしゃべるのだろうか。内閣のスポークスマンがTVを通じてしゃべるのに、横を向いている時間が長すぎるのが気になる。
 TVカメラの位置が悪いのならば、カメラの位置を変えないといけないし、本人の癖であるならば、誰かが注意する必要がある。本人が承知しながらそうしているのならば、細田官房長官の気持ちがわからないでもないが、何時になったら改善されるのだろうか。


04/06/28 (月)
 最近のプロ野球は面白くない。ただ中日ドラゴンズの成績については大いに関心がある。
 落合監督が就任するときに「現有の戦力で優勝できる」と言った言葉が忘れられないからであり、またそれを実現しつつあるからである。幾ら補強しても優勝できないチームもあれば、それほど補強しなくても優勝するチームもあるだろうが、「現有の戦力」と言ったところが面白い。
 
 他のプロスポーツに比較して、プロ野球選手の年俸が高すぎるのではないかと考えている。球団が破産するのは、草野球並みの試合しか出来ない監督と選手を長年甘えさせていたからである。即ちファンを集めることが出来ない人たちに、高い給料を払い、養っているからである。プロ野球全体が、成績=年俸(成績が良い=稼げる選手)としているのが間違いである。この考え方は、ファン不在の自分勝手な評価である。 選手に支払う年俸は、集めたファンの数によって決まるものであり、野球選手の成績によって決めるものではない。加えて、年功序列的要素が強すぎる。今の段階で客を呼べない人たちに高いギャラを払いすぎているのだ。選手は高い契約金を貰うので、ハングリー精神が育たないし、選手は通り一遍の努力しかしない。加えて若い世代も育たない。オーナーも監督も高い給料を持っていく選手を集めれば、チームが強くなり、結果的に球団に金が集まると思っている。発想の転換が必要だ。

 集客のためには、面白い試合/観客を引き付ける試合をすることが必要であり、必ずしも強いチームを作る事ではないような気がする。間違っても勝つ事がない「はるうらら」でも人気があるではないか。
 監督の采配は、「勝てないはるうらら」に働きかけて、勝てる馬にすることや。落合監督に期待しよう。


04/06/27 (日)
 某新聞に日・中ビジネスマン1000人を対象にしたアンケート結果が記載されていた。
 それによると、2020年には、大多数の人は経済的に中国は日本を追い越していると予測し、また現在中国が最も関心を寄せているのは米国であり、日本は中国とある。加えて、将来学びたい語学には、日本人は中国語を一番にあげているのに、中国では日本語を学びたいと言う人はいないらしい。
 自分の体験でも、中国は「日本を相手にしていない」ことははっきりしていた。中国人が日本に興味を示す理由は、「オーストラリア・カナダに次いで、日本は入国が簡単で旅費が安い」からと言う。また、工作機械等の輸入はEUからのものが多かった。アンケート結果を見ていて、自分の体験による判断はそれほど間違っておらず、また日ごろ言っている「日本人の井の中の蛙的なおごり」が何時になったら自覚できるのであろうかと言う事を改めて考えた。
 憲法改正も自衛隊問題も経済問題も、世界の中の日本・国際社会における日本という考えがない限り、何時までたってもおごりの解消は出来ず、次第に世界の国々から取り残されてしまうのではないかと言う危惧がある。
 年金制度問題・イラクへの自衛隊派遣問題も大切であるが、それだけが総選挙の話題ではないはずだ。本筋を整理せず、枝葉末節の部分だけを論議し、一喜一憂しているとしか思えない。


04/06/26 (土)
 ガソリン代は幾らが正当なのだろうか。同じ地域でも、118円から105円で売られている所がある。完全セルフサービスの所はもっと安いものもある。
 ガソリン代が高い店のサービスと言ってもガラスを撫でるだけであり、拭くのではないし、ワイパー点検したからと言って、ワイパーブレードを無料で交換してくれる訳でもない。空気圧を点検し・不足分を追加すると200円も請求されることがある。彼らのサービスのほとんどは、点検によって部品交換をさせることが目的であり、本来のお客サービスになっていないのではないか。一番頭に来ているのは、満タンを依頼すると、ノズルが自動停止した後で、カチャカチャレバーをマニュアルで操作し、山盛りのガソリンを入れられることである。おかしな話かもしれないが、私は余分に入れた分は、ガソリンが、早く蒸発してしまうものと信じている。これは、ジムニ‐1000CCに乗っていたときの体験であるが、ガソリンを満タンにしたときの加速がすこぶる良くなり、間違いなく注油前後でエンジン出力が明らかに違うのである。タンク内の圧力が異状に上昇するからとしか考えられない。
 私はセルフサービスの店に行き、自分で注油する場合が多い。洗車はこの数年した事がないが、ガラスとバックミラーだけは、自分で行う。一回の給油で55L前後入れるので、ガソリン代は600円程安くなっているが、この分は自分のガラス拭きのチャージと思っている。


04/06/25 (金)
 自宅に戻ったが、雨が降っているからか蒸し暑い。じっとしていても汗ばむくらいだ。


04/06/23 (水)
 沖縄では梅雨明け宣言が出たようだ。関西は梅雨の合間の一休みと言うが、蒸し暑い。朝の散歩で汗をかいたのは今年初めてのような気がする。朝プロに入った。


04/06/22 (火)
 事務所にADSL回線を設置。設置を言い出してから一ヶ月も経過し、今までの過程を振り返ると、途中でいろいろあったが開通してみるといい思い出となってしまった。結局、モデム・ルーター・PCの設定が自分で出来ず、専門家に依頼する羽目になってしまい、その費用は1万円だったが、それが安いのか・高かったのかの評価が私には出来ない。しかし、ADSL環境での快適さを体験してみると、1万円は安かったようにも思える。


04/06/21 (月)
 台風6号の影響が心配だったので、昨夜から大阪に来ている。私が家を出るときには激しい雨が降っていたのに、大阪に向かう程天候は良くなり、大阪は今朝まで台風の影響はなかったようだ。お陰で何時もの通り散歩が出来た。
 所が、通勤時間になると雨がポツポツ。どんどん雨脚が強くなってきた。今日の仕事はあいにく屋外であったが、午前中はそれほど激しい雨ではないために自分の仕事は無事終了した。その後次第に風雨が強くなり、丁度帰る頃には、傘もさせないような状態になり、タクシーを駅まで呼んでもらう。街路樹の枝が折れ道路に散乱。迂回して駅までたどり着く。


04/06/19 (土)
 久しぶりにかかりつけの医者に行った。内科・外科・咽喉科等々一人で幾種類もの科目をこなしている個人総合病院の医者だからではないが、自分も4種類もの病気について診察してもらい、そして合計5種類もの薬を貰ってしまった。そのうち二種類は塗り薬だから間違う心配は無いが、三種類は飲み薬。朝だけ(食後)・朝晩(食前)・一日三回(食前)の薬を間違わずに飲み分けることは、私にとっては至難の業だ。薬を飲む事を考えると、かえって体調が悪くなる。
 すこし前のことであるが、数ヶ月間も、食前に飲む薬を食後に間違って飲んでいた事がある。薬局でその話をすると、笑われ・そして薬の効き目は無いと言われたことがあるが、薬の効果は出ていたように思う。


04/06/18 (金)
 大阪は暑いの一言。


04/06/16 (水)
 今朝も五時から散歩。今朝は何時もと違った公園まで出かけた。この公園は狭いが、犬を連れた人が圧倒的に多いのは、周辺の住宅事情によるのだろう。
 柴犬を連れている人に声をかけた。柴犬のオスは15歳の年齢であり、白内障にかかっており、眼が見えないとのこと。公園の中を一緒に散歩しながら話をしたが、今後、新しく犬を飼えないので、白内障の飼い犬が一日でも長生きして欲しいと言う。その理由は、今から新しく犬を飼えば、自分の天命が犬の寿命よりも短いのではないかと心配しているからと言われてが、まったくその通りであり、自分にも当てはまっている。犬を散歩させている多くの人が同じ心境ではないかと思いながら、分かれた。


04/06/15 (火)
 最近、企業等のトップが数人並んで、深深と頭を下げるシーンがよく映る。あまりにも頻繁に放映されるので、またかと思うだけである。中には頭を下げながら「自分の責任ではないよ/何で自分が/と考えながら」舌を出している人もいるだろうが、これが慢性化したのではたまらない。


04/06/14 (月)
 梅雨の合間の晴れと言うが、炎天下に出ると暑い。今年の夏はずっと大阪かと思うと、すこし心配ではあるが、慣れれば何とかなるだろうと考えている。


04/06/13 (日)
 ニューヨークから来た若者は、大工さんの息子であり、楽器を手作りすることもある。 以前ニューヨークで見た彼の作品の工作部分は、素人大工の域を超えているのは間違いない。 ちなみに、彼らが今回の来日中に作成したのは、二人で奏でる「ギターもどき楽器」である。日本式で言うと、琴もどきギターと言える。 楽器とコンピューターを結び付け何かを創造しようとしているらしい。彼らは、この楽器そのものを考案し・大学で説明し・そして六本木でライブ演奏をしたというが、楽器とその演奏を目的としているのではないと言うが、彼らの狙っていることを何度聞いても私には理解できないが、ハードの領域として、工作の出来栄え、即ち、彼の工作技能は理解できる。
 彼は日本の工具に興味があると言うので、今日はカーマ・ホームセンターを案内した。日本の工具の中で特に興味を示したのは、のこぎりである。薄い・細かい歯ののこぎりが素晴らしいと言う。確かに、米国のホームデポで売られているのこぎりは、立ち木を切るときに使うようなごつさがある。お土産として、替え刃式ののこぎりと替え刃をプレゼントした。いつか近いうちに、私の提供したのこぎりを使って製作した楽器が、プロードウェーの舞台や日本のみならず、世界のどこかで披露されるは間違いないであろう。

 次に彼が興味を示したのは「畳」である。ホームセンターにはゴザしかないので、帰宅途中の畳屋さんに立寄った。初めて入った畳屋さんであったにもかかわらず、驚くほど親切な主人は「わらの段階から順を追って」全ての工程を教えてくれた。今日は休みだから、説明している暇は無いと断られても仕方ないのに、懇切丁寧に教えて頂いただけでなく、帰りに30センチ角ほどのイグサで作った座布団までお土産として持たせてくれた。その畳屋さんは四世代も畳製造を継続していると言われたが、継続できるのも当たり前とも思える人柄だった。有り難うございました。


04/06/12 (土)
 ニューヨークから来た息子の友人が、我が小屋に逗留している。日本に来たのは初めてにもかかわらず、箸を上手に使い、刺身も納豆も食べるので、特別な食事を作る事も無く、世話をする「かみさん」は楽しんでいるようだが、彼の英語は聞きにくいので、なかなか聞き取れず、我が会話力にはますます自信が無くなってしまった。例えばinternetは、日本語では“ター”にアクセントがあるが、外人は「ター」は短く・かつアクセントは付けないことまではわかっているが、彼は innerneであり、“いなね”と発音しているとしか聞こえない。いつも、もっとゆっくりしゃべるように頼むのに、幾らゆっくりしゃべっても、“いなね”ではわからない。
 どうにか晴れそうになったので、愛知県民の森を案内した。途中の光景は勿論、狭い曲がりくねった道路に沿って点在する民家・商店など見るもの全てが珍しくかつ綺麗という。梅雨の合間の田舎(山の中)であるから湿度が高く、彼にとっては絶えれないのではないかと思ったが、片道一時間ほど歩き、滝を見せた。今回のおまけは、途中でカモシカが見れたこと。

 その後、温泉に行く事にした。昨夜は躊躇していたのに、いざ温泉に着いてみると、日本人と同様、堂々と裸になり、泡風呂、冷水等々の浴槽を巡回しながら楽しんでいたようだ。


04/06/11(金)
 一日中雨。最近の天気予報は外れる事が多い。予報が当たらないのは仕方ないが、もっと広い範囲の情報公開が必要なのではないか。即ち、台風が沖縄地方に向かっているのはずっと前からわかっているはずだ。上陸する前後になって「台風が来た」と騒ぐのではなく、発生したときからそれを公開すればよい。世界各地の天気予報を流すよりも、日本近海の天気予報を数十秒間流す事が優先するのではないだろうか。


04/06/10 (木)
 毎日、ウイルス付メールが4,5件入ってくる。プロバイターがウイルスを検出し除去してくれるので、それほど心配はしていないが、ウイルス入りのメールごとに除去したというメッセージと、ウイルスが除去された元のメールが送られて来るので、時には10通以上のメールを受け取る場合がある。勝手に送ってくるCメールにウイルスが入っている場合もあるので、送り主にはいい加減にして欲しいと思っている。
 ウイルスメッセージの増加と反比例して、友人からのメールが激減した。私がすこし忙しくなったから、返事を書くのが可哀想だからと、メールを送るのを遠慮してくれているのか、あるいは皆さんも忙しくなったのかはわからないが、時間を見つけて、こちらからメールを送らないといけないと思っている。


 04/06/09 (水)
 またまた、メガネがあわなくなった。一日中パソコンに向かっていると目が痛くなってしまう。レンズだけで云万円もしたのを使用するよりも、100円ショップで購入した細い老眼鏡を使った方が疲れないので、この二三日恥ずかしくも無く愛用している。
 細い眼鏡なので、すこし「鼻眼鏡」にしておけば、遠くを見るときには、レンズを通さずものを見れる。慣れてくると、便利な眼鏡だ。恥ずかしくも無くと言うのは、そのような使い方をするからである。私の事務室に誰か入ってくると、眼鏡を外す事にしているが、必ずしもそれが出来るわけではない。 歳は取りたくないものだと思いつつ、100円眼鏡を愛用し始めた。
 それにしても、100円とは安いものである。


04/06/08 (火)
 朝五時から散歩に出かける。今日は何時もとは違った方向に歩き出したのが間違いだった。約30分程、どんどん曲がりくねった・そして行き止まりの多い路地を行ったり戻ったりしながら、前の方に進んだのは良いのだが、振り返ってみると何時も目印にしている山並みがビルに隠れ、加えてガスがかかっているので何も見えない。今にも雨が降りそうな雲なので太陽も見えない。そのため、自分のいる場所を見失ってしまった。道に迷ってしまったのである。 だいぶ歩いて広い大通りに出て、信号待ちをしている兄ちゃんに私の帰りたい所を聞くと、彼は指を指して教えてくれた。自分ではどうも違う方向のように思えたが、感謝しながら5分ほど進んだ。今度は新聞配達をすませてきたと思われるおじさんに尋ねると、またまた違う方向を指差す。おじさんの示した方向に進むと、行き当たったところが、川の堰堤。上流か下流に向かうのかがわからない。いずれにしろ対岸が私の目指す所だから、橋の所までにたどり着くにはまだ相当の距離があったが、進む方向としては正しかったようだ。最初の兄ちゃんが、90度ほど違った方向を教えてくれたようだが、兄ちゃんの言う道を進むと、近道があったのかも知れない。私の住む所は、道路が直線でなく、また直交もしていないので、一つ違うと、とんでもない所に出てしまうようだ。お陰で、今朝は一時間も歩いた。帰宅してしばらくすると雨が降り出した。
 


04/06/07 (月)
 一番のこだまに乗り大阪へ。何時も早起きしているとは言え、始発に乗るのはつらい。下りのこだまは全車が自由席であるからか、まだ余裕があるので座席確保に対する心配はない。西に向かってくると、天候がどんどん良くなってきた。大阪では青空が広がっており、遠くの山並みがきれいに見えていたが、その分、下車してすこし歩くと汗ばむほど暑い。

 この日記に登場する変な外人さんは、豆腐ご飯にはまってしまったようだ。今日も、スーパーで豆腐・納豆・卵を購入した。ぶっ掛けご飯にして夕食を食べるという。私には、生卵と納豆をかき混ぜて食べた記憶はあるが、それに豆腐をミックスしたことはないし、どのような味になるのか想像も出来ない。
 彼と寮の食堂で一緒に食事したのは、はじめてである。彼は、食事の準備は大変だ/またどんな味になるのか楽しみだと言いながら、上手に箸を使って、豆腐・納豆・卵をミックスさせ、そしてそれをご飯にぶっ掛けたではないか。彼は一口食べて「旨い」と大声を出した。たま、他のおかずは何も要らないと言う。 60年以上も和食を食べている自分にとっては想像もしていなかった食べ方ではあるが、彼に旨いと言わせた「豆腐・納豆ご飯」は一度味わう値打ちがあるかも知れないが、正直言って恥ずかしいような食べ方だから、堂々と調理するには抵抗がある。

 よほど旨かったのか、彼は昼ご飯も同じようにして食べと言い出した。 変な食べ方をする米人もさることながら、そのような食べ方を教えた「変な日本人」も変っている。
 


04/06/06 (日)
 いよいよ入梅か。朝から小雨。一昨日・昨夜と続けて蛍が数匹しか見れなかったので心配していたが、夜半の2時頃目覚めると、多くの蛍が飛んでいるのが観察出来たので安心した。今から次第に増えていくものと思うが、例年よりもすこし遅れているようだ。杜若の満開も一週間以上遅れている。ただし、入梅は数日早いとのこと。


04/06/05 (土)
 早朝は寒いような気温だったので、炬燵を入れる。
 いろいろな花の写真を撮った。接写した分は残念ながらピンボケが多い。そのうち三枚をアルバムに記載。名前を知らない花をアルバムに入れたので、誰かその名前を教えて貰えないでしょうか。
 
 午後からは暑くなり、日影で昼寝。気持ちがいい。


04/06/04 (金)
 今週は良い天候の日が続いた。朝5時からの散歩は気持ちが良い。今朝ははじめての通りを45分歩いた。
 私にとっては当地の風景が珍しく、いろいろなものに出会える。新聞配達をまだやっている。散歩している犬は雑種が多い。すこし町外れに行くと、家の密集度が極端に違って来る。行き止まりの道路が多い。コンビニが少ない。等々。
 大阪には大阪の生活があり、我が町にはまたその地方の生活があるが、一番気になるのは、川が高いコンクリートの堰堤で囲われている事、しかも川の水が汚い事に驚いている。

 昨日の豆腐ご飯が評価された。「豆腐旨かった・明日も食べるよ・一緒に食べよう」。一緒に食べようと言うのは、一人でそんな事をしていると「変な外人」と見られるのではないかと心配してのことではないかと勘ぐった。 という自分も、ぶっ掛けご飯を食べている姿を見られることに抵抗がないわけではない。


04/06/03 (木)
 社員食堂のテーブルには「海苔玉ふりかけ」が置いてある。
 仲間の一人が、ふりかけをご飯にかけ、その上からお茶をかけて食べるご飯を「お茶漬け」と言い、特にお酒の後、食べる習慣が日本にあるという話をした。すると、もう一人の仲間がそれを昼飯時に実行しようとするではないか。ここで言うもう一人の仲間とは、米国人である。 海苔玉ふりかけだけでは「お茶漬け」にはならないので/そして酒を飲んでいないので、今回は「お茶漬け」を止めて、夕食で豆腐ご飯を食べる事を勧めた。
 豆腐ご飯とは、ご飯に豆腐を乗せ、すこし醤油をかけて、ご飯と豆腐をグチャグチャにかき混ぜて食べるご飯である。 上品な皆さんは、このような食べ方は下品と言うのであろうが、冷奴を食べるのと、豆腐ご飯は基本的に変りがない。強いて言えば、茶碗の中でミックスするのか、口の中でミックスするかの違いだけである。 茶碗の中で事前にミックスしておいた方が、はるかに豆腐が旨く味わえるのを。皆さんは知らないだけだ。お茶づけを認めて、豆腐ご飯を非難するのはおかしいのではないか。
 米国人と二人で帰宅する途中のスーパーで、彼も・私も、最もポピュラーな木綿豆腐を購入し、夕食でトライする事とした。 彼にとって、豆腐ご飯が最もおいしい「和食」になるような気がする。


 毎日忙しくて、日記を書く時間がとれなくなってきた。今思うと、結構長い間、暇な生活をしていたようだ。だからこそ、ホームページのメンテがやれていたのだろう。自分の自由時間はそれ程短くなっていないと思うが、目が疲れているので、パソコンを使いたくなくなってしまう。
 とにかく半年前に更新したメガネがあわなくなっている。右肩は昔から痛い。指が痛みだした。何の事はない、パソコンに向かっている時間が長すぎるようだ。


04/06/02 (水) 
 最近5時前から散歩に出かけている。半ズボンに半そでシャツではすこし寒いような気温だ。しかし気持ちがいい。広い公園の周囲を周ると20分足らずだから、更に住宅地の路地を歩く。大阪の景色と私の住むところの景色は大きく違う。住宅地の中を流れる川の堰堤が、コンクリートで出来ており、そしてそれに沿った道路よりも1メートルほど高いことが気になる。まるで「輪中地区」ではないか。加えて、その川の水は汚い。勿論、流れる水量に比べて人口が多いので、生活排水が川の水を汚す原因とは思うが、それにしても汚い。


04/06/01 (火)
 今日から衣替え。TVではアロハシャツを着て仕事をしている官庁の紹介があった。私は、スーツを着て/ネクタイをして仕事をしているところがニュースになる時代が来て欲しいと思う。
 私が関係していた中国の企業では、専務も技術職も現業の人たちも、私服で通勤し仕事をしていた。全員が私服だから、暑ければアロハモどきのシャツもあれば、白のカッターシャツを着ている人もある。中にはTシャツもある。我々が戸惑ったのは、事務所を訪れる人の地位が、服装で予測できない事だった。部外者で仕事には直接関係ない人なのか、企業のトップなのかが識別できないのだ。 
 私は、この数年間、スーツを着た回数は数える程しかない。そのため、それなりの「姿」をすると肩が凝ったり、息苦しくなってしまう。何処に行くにも、本人が一番気楽な姿で出かけることが出来れば素晴らしいと思っている。勿論本人の快適さもあるが、着飾った所で、中身が変わるはないのだから、変な所で気配りをしなくても良い社会になったと言えるのではないか。