2001年度へ | 徒然日記 |
2001/July
01/07/31(Tue.)
「IT」が以前ほど話題にされなくなってしまった。IT関連企業が軒並み不況になりつつある。
一時、「IT」そのものが構造改革であるような騒がれ方までしていたが、今では「IT」は言われず構造改革が叫ばれている。改革をするための一つの手段として「IT」があるのだから当然のことではある。
ITとは何か/どうしたら活用出きるのか、どうしたら自分も活用できるのか等を考えないで反対していた人達/関係無いと腰をあげなかった人達は、今の状況を予見していたと言うだろう。そして自分の主張が正しかったと言うだろう。可愛そうに彼らは自ら「構造改革」をしなかったことを是認しようとしているだけではないか。
01/07/30(Mon.)
自民が圧勝とのこと。しかし、小泉政権の勝利と言えるのか?。
圧勝は、小泉総理言う痛みを伴う構造改革に対する「期待」と「懸念」の(矛盾している)成果である。
他党は、むしろ後者の方を全面に打ち出した展開をしている。国民は、国のリーダーを求めているのに、リーダーになろうとしている人の悪口を言っているだけである。要するに善悪は別として「夢」がないのである。構造改革は必要だと全国民が思っている。にもかかわらず構造改革は出来ないと聞ける政党もある。国債は一種の不良債権ではないのか。まだ今まで通りのやり方を踏襲しようとしている。
「目標=公約」とその目標を達成するための「対策=政策」がごちゃ混ぜになっている。あるいはその一方しかない。漁夫の利を得たとも言える自民の他派閥を含めて現内閣には、間違い無く公約を果せるような政策の具体化を期待する。
01/07/29(Sun.)
再度釣りに挑戦した。ホテルを出たのが五時。昨夜守衛さんに出かけることを伝えてあったので、ホテル入口のドア−はロックしてない。
朝市はこの時間はまだ露天商店は1/3程度しか開いておらず、餌の海老は何処にもない。ぶらぶら歩いていると、自転車に引かれたリャカーで、魚屋さんが来たが海老はなく、仕方ないのでザリガニのような海老を15円も出して買った。
路面電車は座るところがないほどの混雑である。釣りの道具を持った人が始発駅から5人も乗って来たが途中で下車した。淡水魚狙いらしい。星海公園の防波堤に着くと、先端は既に10人以上の人達でいっぱいであった。割り込ませてもらって竿を出した。
すぐに大物がかかった。渓流竿がしなる/魚が横に走り始めた/0.8号の道糸・0.6号のハリスでは持たない。思った通り、プッン。隣の人が不思議そうに・また残念と言った顔をして言葉をかけてくれたがわからない。それ以降は、小さいメバルが4匹。4匹も釣れたのは私だけだ。
隣の人が不思議そうにした理由は、この時期に大物がかかったことと細過ぎる仕掛けにあるらしい。今時分に釣れるのは「小あじもどきの魚」と10センチ以下のメバルばかりのようだ。私のような「ふかせ釣り」は誰もやっていない。のべ竿で釣っている人も多いがすべて浮き釣りである。道糸は3号くらいある。それでは釣れないのが当たり前だ。私には、結構引きがあった。竿をあげる回数が圧倒的に多いが/釣れず/餌がすぐに無くなる。釣れないのは針が大き過ぎた(2号)からだろう。隣の兄さんは浮き釣りをやめて、私の真似をして脈釣り(ふかせ)に変えたが餌も取られない。3号くらいの糸とイカの切り身ではダメな様だ。
2時間ほどで切り上げた。帰るときに、余ったザリガニと仕掛けを一式兄さんに提供してきた。次回には釣具屋で1号位の針を求め、生餌の調達が必要だ。
以前に約束した、競争相手は終に現れなかった。敗戦を予測して挑戦せずに逃げたのか?
01/07/28(Sat.)
大連で始めて海釣りをしようと意気込んでいたが、あいにくの雨。
路面電車は朝四時半から運行している。五時ごろ起床して路面電車で星海公園まで行って釣りをしたいと釣り道具・餌よび自分の朝食まで準備したのに、残念である。
01/07/27(Fri.)
今朝は4時に起床した。
大連では日本時間生活していると思っているので特別早く起きてしまったとは思えない。こちらに来てからは、ずっとNHKラジオ体操をしているので、遅くても当地時間で5時半には起きている事になる。その後30分ほど散歩に行っている。今朝は散歩すると汗が出るほどの蒸し暑さだったが、昼になって雨が降りはじめた。
01/07/26(Thu.)
NHK短波放送を毎日5時間も聞いている。
何度も何度も同じニュースを聞くことになる。ASIAN外相会議関連では、中国と韓国が「教科書問題」・「康国神社参拝問題」でクレームを付けていることばかりが報道されている。他に外相会議で論議した事は無いのかと言いたい。明石の事故・異常気温・地震・東急電鉄の雷による停電・幼児の虐待などなど、入ってくる少ないニュースは悪い内容が圧倒的に多い。「日本は住みにくい国」と世界に報道しているようなものではないか。
01/07/25(Wed.)
朝から雷と共に土砂降りの大雨。約1時間ほど続いたが、私の通勤時間には小雨になった。
バス停前にある我がホテルのロビーは非難する人達で歩けないほどの大混雑。ホテルの守衛さんが懸命に出ていくように文句を言っているが、どんどん入場者が増えるばかりであった。神戸の明石の歩道橋での人出には遠く及ばないが、ロビーのフロア-は水浸しとなった。
01/07/24(Tue.)
やっとインターネットに接続出来るようになった。
ホテルの多数の関係者に何回も電話テストをしてもらって/電話回線不良と結論を出して/電話局に調べてもらって/そしてなぜか国際電話がつながるようになったがインターネットがつながらないので/またまた「接続の電話番号」の入力方法を変え/やっと成功にこぎ着けた。
隣の部屋では、前の設定でもインターネットは出来るのに、不思議なことがあるものだ。電話さえつながれば部屋は変わらなくてもよい。
01/07/23(Mon.)
部屋の電話がおかしい。
前回の滞在の時と同じ部屋であるが、前回は国際電話が接続できず・今回は市内電話も接続できない。使えないことを説明するにゼスチャーと筆談でするのであるが、なかなか要を得ないのには参った。
今年になって三度目の滞在であるが三度共にインターネット接続に苦労したことになる。ローミングサービス設定内容の変更・現地アクセスポイントの問題と電話回線の不良問題がこんがらがっていたので、日本のプロバイターに何度も国際電話して設定を変えて何とか接続出来るようになったのが最初/二度目は今までのローミングサービスを諦めて新しく別のアドレスまで取得した/三度目は電話回線問題らしい。
日本国内であればフリー電話でいろいろ聞けるが、国際電話もままならぬ国に来てはそれもできない。それに加えてプロバイダーの不親切と無理解には手を焼く。
二度目の滞在時の話しになるが、新しく設定した別契約のルートを使って日本のプロバイダーに質問のメールを送ると「この数ヶ月の間に、ローミングサービス設定方法が変更になった。変更内容はホームページに記載してある。メールの送受信設定を変えてくれ」との回答である。こちとらは貴社との契約ルートではホームページも見れない状態なので苦労しているのに、それを見よとは何事だ・しかも初回滞在時の電話による質問の回答と二度目の今回のメールによる質問に対する回答は違うぞ。設定変更をしなくても・以前の設定はそのままで生きると何度も言われている。初回の設定は米国でのものとまったく同じだ。同じ設定なのに、なぜ大連のプロバイダーが拒否するの。しかも、今回のメール回答では、訳もわからない文言を使って変更した理由の説明をして、メールの受信を完了してから30分以内に送信をするように設定変更しなければならないと言われた。私の常時使っているメールソフトは、送信だけのコマンドはない。しかも送信してから受信が出来るようになっているので、事前に作成したメールは一次待機させておかなければならない。接続時間が増えるだけで私には手間と時間のロスとなる。
いずれにしろ、今回は、電話回線の修理をしてもらうか部屋を変えてもらうかのどちらかが必要のように思える。
01/07/22(Sun.)
二週間ぶりの大連だ。機車客舎の接客さん・守衛さん・メイドさん・食堂関係者の全員が歓迎してくれている。預けていた荷物は既に部屋に届けられていた。毎日政府間で騒いでいる日中間の教科書問題は誰が騒いでいるのだろうかとまで思う。
安着の連絡をしたいが、またまた、電話が外線にかけれない。勿論Eメールも送れない。
01/07/21(Sat.)
明日から、中国大連市の生活になる。H/Pのメンテはやりたいと思っているので、電話回線が混まないことを祈る。
20年前は、上海→北京→大連と長時間のフライトが必要だったが、今では韓国上空を通って直接のフライトで良くなった。関空からは2時間の距離でありフライトも多いにもかかわらずVISAが必要なのは面倒くさい。はやくそれが不要になって欲しい。
01/07/20(Fri.)
「海の日」で祭日とのこと。
日本には海のない県もあるので、山の日・川の日などがあっても良いはずだ。とにかく「休日」が増えることは好ましい。
01/07/19(Tue.)
参院選の不在者投票をやってきた。街頭演説ならまだ良いが、走行中の車から「ガナリ立てる」のは良くない。一番嫌いな政党の候補者が私と並行して走行しながら、窓から身を乗り出し/加えて手を思いきり差し出して、「宜しくお願いします」と言っていた。私が手を伸ばせば握手が出来そうな間隔である。私が運転中であることを無視した危険な行動である。
選挙直前になって頑張る位ならば、もし第一党となったら同じ展開で良いのかを論議し、また個人の候補者としての意見をわかりやすく説明する場を作って欲しいものだ。
01/07/18(Wed.)
米メジャーリーグのマリナーズがイチロウと佐々木の報道規制を解除したらしい。
内容はわからないが、報道をする人達とその報道を読む人達は、何を考えているのだろう。
6/30星海公園で約束した「釣り競争」をするために、道具を仕入れた。道具を買ったのは数年振りであるが、一言で言うと、竿は値下がりしたが、小物は2倍くらいの価格になつているようだ。
01/07/17(Tue.)
ソーラ発電でプロペラを回して飛ぶ飛行機が開発されつつあるとの新聞記事。人工衛星に変わる利用が期待出来るいう。夢がある楽しい話である。
私は、無線機一式を担いで山登りをすることがある。最も重いものはバッテリーであり、しかも運ぶバッテリの容量によって、山頂での運用時間が決ってしまう。移動運用の度に効率の良いバッテリーが欲しいと思っている。ソーラ発電飛行機では軽量バッテリのニーズは比較にならないほど高いものであろう。
中国では一般の電池は安く購入出来るが、安い以上に寿命が短い。短波用ラジオは日本で購入したアルカリ乾電池では20日以上もつが、中国の百貨店で買ったものは、たったの3日のときがある。まだ3日なら良い。カザフスタン滞在時に購入した電池は一本10円ほどだったが1時間も持たなかった。
今回の一ヶ月足らずの出張に対して、二台のカメラ・髭剃り・ラジオ等々のために3種類の電池の予備を準備している。デジタルカメラは通常に撮影すれば400枚もの写真が撮れると説明書には記してあるが、工場内でのフラッシュ撮影だけでなく、書類等のスキャナーとしても使っているので撮影枚数はかなり減少するし、途中でなくなれば仕事が出来なくなってしまう。
01/07/16(Mon.)
昨夜は久しぶりに激しい雨が降った。
01/07/15(Sun.)
やっとH/Pを更新することが出来た。更新したものの思うようには良くなっていない。しかもファィルを開くのに時間がかかりすぎる。
これで、ホームページビルダーがハングアップすることが無くなったようだが、フアイルが開かないものがあり、また修正したものをセーブしようとするとアクセス権がありませんと言う表示が出るファイルまである。何かやり方が悪い様だ。
01/07/13(Fri.)
ホームページを全面的に見なおそうと思うがなかなかできない。
現在のホームページは、訳もわからずに作成しアップロードしたものであり、雑貨屋のバーゲンセールのようなものだ。アクセスして貰った人は全員呆れているだろう。
ホームページ立ち上げの理由は何処かに記したが、その目的は達成できたと思う。しかし中身についてはお粗末であると共に、ファイルの整理が滅茶苦茶な為に、自分でも訳がわからなくなってしまった。
01/07/11(Wed.)
出てくる言葉は「暑い」である。クーラーの効いた家の中でじっとしているから、余計に暑く感じる。マッサージへ行くのに5分間自動車に乗るが、冷房が効き始める前に到着してしまう。これでは自転車で汗を流しながら行った方が健康的だ。時間は変わらないのに、贅沢になったものだ。
01/07/09(Mon.)
肩が痛いのでマッサージに一ヶ月振りに行った。
背中・肩全体が凝っているとのことである。運動不足らしい。整体とマッサージおよび機械を使った治療であるが、医者が揉んだり・押したりすると、思わず「痛い」と声が出るときもある。
中国でも按摩という漢字は同じである。あちこちに按摩さんやマッサージや整体はあり、また日本でも流行しだした足裏マッサージの看板もある。
中国滞在中に按摩に行きたくなった。中国でも按摩さんは目の見えない人の場合が多いとのことである。「肩と背中が痛いので按摩をして欲しい」と中国語で書いてもらい/しかも発音を習って何とか通じると言われるまで繰り返し発声練習をして、按摩さんを訪ねた。そこの扉を開けるまでは出来たが、「痛い」・「もっと弱く」・「そこが痛い」などの言葉を知らない/痛いと言っても通じるだろうかなどが不安になり、中に入らずに帰ってきたことを思い出した。
01/07/08(Sun.)
昨夜自宅に戻った。やはり我が家はいい。
01/07/07(Sut.)
早朝から、路面電車に乗って星海公園に行ってきた。朝食前の散歩である。早朝の海岸は深い霧に包まれてひんやりして気持ちがいい。6時前というのに広い公園は人で埋まっていた。
そして公園内の至るところで2,30人の人が集まり太極拳をしていた。中国では至るところで太極拳をしている場面に出会うが、ここでも決ってお年よりばかりの集団である。若い人がやっている場面に出くわしたことはない。
若い人達に会えるのは、近代的なデーパート・食堂・スーパーマーケットそしてケンタッキーなどであり、日本でのお祭りの出店のような人出の多い露天の朝市では若い人を見た事がない。若者とお年よりが住みわけているのではないかと思えるくらいである。
01/07/05(Thr.)
通訳さんとケンタッキーに行った。ワンセットで18元=270円である。日本のものよりも味は旨いように思う。タクシーの基本料金(3Km)が8元・散髪料が20元・下着1枚が12元ほどであるから、ケンタッキーは「たかねの花」の様にも見えるが、何時も若い人達で混雑している。
01/07/04(Wed.)
またまた沖縄での米国の不祥事。容疑者の身柄の引渡しを引き伸ばされているとの事である。
総理大臣と米大統領の会談はハッピーエンドと報道された。政治家もマスコミもよってたかって田中外務大臣を悪者にしてしまった。中日米大使の発言もよく聞いてみると気になる言い方だ。
今回のような不祥事が起きる度に、沖縄県民だけでなく日本国の全員が、米国の対応に対して不満を感じているのである。
しかも、今度は、田中外相を攻撃していた人達は外務省の対応について攻撃している。
猫は、一度喧嘩に負けた相手には、決して勝てないと言う。未だ持って、第2次大戦に負けた事を忘れていないかのように思える。
01/07/01
今年が半分過ぎてしまった。