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鳥凧の作り方 (凧教室用) |
18/01/26 |
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この説明書は、凧教室で「鳥凧キット」を使って鳥凧を作ることを前提にした作り方の説明書です。 |
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凧の材料はすべて“キット”として準備していますので、凧紙の寸法、竹骨の詳細等は説明していません。 |
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この鳥凧は、胴体部分と尾羽部分が別れているのが特徴です。そのために弱い風の時は尾羽が広がり、 |
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強い風の時は尾羽がすぼまるために、風の影響が少なく、フワッと空に浮くように揚がります。 |
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1. 材料の確認 |
(鳥凧キット) |
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*凧の紙 ---------- 1枚 切り抜き及び羽根部と尾羽を一体化済み 超強力紙(5匁和紙相当) |
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*竹骨 ---------- 4種類 縦骨1本
1.2mm X 4mm X 380mm (糸目糸取付用1.5mm径穴付) |
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(竹骨の長さは翼幅が 横骨1本
1.2mm X 4mm X 360mm |
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600mmの場合) 肩骨2本 1.2mm X 3mm X 180mm |
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尾羽補強2本 1.2mm X 2mm X 120mm |
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*糸 --------- 2種類 糸目調節ゴムとサルカン付の糸目糸(700mm)
反り糸(450mm) 各1本 |
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*剥がれ防止紙 ----
12枚 両面テープ使用 10mmX20mm |
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*爪楊枝 --------- 2本 |
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*尾 --------- 紙テープ 20mm幅1b 2枚 (尾は付けなくても安定して揚がります) |
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*揚げ糸 --------- 揚げ糸(35b)用糸巻き 1個 |
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*キットに含まれていない必要工具など |
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木工用ボンド、爪楊枝切断用ニッパー、糸きりはさみ、付着したボンドを拭くための濡れぞうきん |
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2. 竹ひごの貼り付け (木工ボンドを使って、竹ひごを凧紙に貼りつけます) |
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3. 糸目糸の取り付け |
縦骨に、上糸目穴と下糸穴があけてあります。 その穴に爪楊枝を刺して、凧紙に糸目 |
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糸を通す穴をあけます。 |
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表側から糸目糸を通し、裏側に結び目を作り、裏側 |
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からボンドを付けた爪楊枝を穴に差し込み、糸が抜け |
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ないようにする。ボンドが乾いたら、はみ出した爪楊 |
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枝をニッパーで切る。 |
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4. 反り糸の取り付け |
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横骨がはみ出した所に反り糸をピンと張って縛る。結び目は木端の所。 |
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5. 凧の揚げ方 |
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@ 尾は付けなくても揚がります。 |
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A 風が強いときは、反りを多くする。 (反り糸は横骨に1巻するのが標準ですが、風が強いときは2巻する) |
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B 凧の揚げ方 |
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*風下に向かって凧を水平に掲げれば、凧はフワット浮くので、少しずつ揚げ糸を伸ばしていく。 |
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*凧が下を向いたときは、揚げ糸を緩めて凧を自由にすると、凧は水平に戻る。 ←凧揚げの基本です。 |
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水平になったら、揚げ糸をピンと張る。 |
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凧が上を向いて揚がり始めたら、揚げ糸に張力をかけながら揚げ糸を少しずつ伸ばす。 |
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*少し風があれば走って凧を揚げる必要はありません。風下に向かって走ってはいけません。 |
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C 凧が回転するときは |
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*凧を水平にして眺めて、左右の形が対象になっているかどうかを確認する。 |
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左右対称でないときは、骨を少しずつ曲げて左右曲りが同じようにする。 |
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微調整をするときは、反りを付けるために巻いた糸を元に戻し、今度は逆方向に巻いてみる。(横骨をねじる) |
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*糸目中心を5mmほど上または下に移動する。どちらかと言えば糸目中心は下気味の方が安定します。 |
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6. 追記 |
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@ 同じような骨の構成で、鶴、カモメ、サシバ、ワシを模した凧も作っています。 |
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A この鳥凧は、翼幅20p、30p、45p、60p、90pでも安定して揚がることが確認されています。 |
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B 質問等がありましたら、下記アドレスまで連絡下さい。 |
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Email アドレス akondo12@cy.tnc.ne.jp |
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