アマゴ、ヤマメ、イワナの違いについて
アマゴ、ヤマメ、岩魚・・・日本古来から生息する日本のマス、意外と知らない人が多いのは驚きです。
子供 |
説明 |
ル−ツ・親 |
アマゴ |
↓ここはまず、広辞苑の説明を聞きましょう |
ビワマス |
ヤマメ |
↓やはり、まず、広辞苑の説明を聞きましょう |
サクラマス |
イワナ |
↓またまた、広辞苑の説明を聞きましょう |
イワナ |
春のオオユスリカ・シーズン(3月上中旬〜4月上中旬)の為に、ライズ・リングの見分け方について少し説明をします。 以前にも書いていますが、マスがユスリカを食べる時の「ライズ・リング」にはいくつかの特徴があります。 @ピューパ(サナギ)が水面に上がって来たところを食べる時 Aピューパが羽化をしているところを食べる時 Bアダルトを食べる時 Cシャック(羽化の後に水面に残った抜け殻)を食べる時おおよそ、この4パターンに分類できます。勿論、他にもありますので(ユスリカが小さい時、他の虫の時、マスによっても違う、など)一概には断定できませんが、フライを選んだり、釣り方を考える参考には充分なると思います。 @とCが最も特徴的でわかりやすいものです。Aは、@と似ていて、わかりにくい時があります。Bにも近い時があります。 @のライズ・リングが下の写真(上)です。見分けるポイントは二つあります。一つはリングが大きく、勢いが強いこと。もう一つは、ボイルのような、泡のような波がリングの中央にできること。マスの動きが早く、水面に鋭角に上がって来て、鋭角に潜っていった証拠です。 Cのライズ・リングが下段の写真です。ちょっとわかりにくいですが、非常に静かな波紋です。小さな魚のようなライズ・リングのようでもあります。 「シャック」は動かないのでマスは静かにゆっくり「吸い込む」訳です。 この波紋の特徴は「マスの向きがわかる」ということです。右のリングを見て下さい。丸い外側のリングの中に泡のような波紋が見えますね?それが中央より「左側」にありますね? これはマスの尾の部分が水面を乱した現われなのです。したがってマスは右へ行ったことになります。 ちなみに外側の「リング」はマスの口(頭部)が水面を割った時にできたものです。マスの大きさや、水面へ出た時の角度、スピードなどによって、微妙にライズ・リングが変化しますが、少なくてもマスの向きがわかることは貴重な情報です。 @の場合はマスの向きはほとんどわかりません。そのかわり、ピューパを食べている確率が高いので「フローティング・ピューパ」や「ソフト・ハックル」を使える訳です。ドライでもいけます。 Cの場合は「シャック・フライ」が一番です。他のフライでは効果が落ちます。ライズでマスの向きを判断して「してやったり」の釣りができます。1回のライズでマスの向きがわかるので、あとは「キャスティング」技術がものを言います。 |